「7.20」2周年、ニュージーランドで記者会見が成功裡に行われた
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   7月18日、オークランド、ウェリントン、ハミルトン、クイーンズタウンなどの学習者一行40数名が、ニュージーランドの首都ウェリントンに来て、2日半に渡る大使館での請願活動を行い、7月19日に成功裡に記者会見を行った。

 19日午後、準備万端に整った記者会見が予定通りに開かれ、14分間の人権犯罪記録ビデオの上映から始まり、1999年7月20日以降中国で発生している法輪功学習者への残酷な迫害について簡単に述べた。学習者は天安門自殺事件の疑問点や、学習者への迫害がエスカレートしていること、および中国在ニュージーランド大使館・領事館が学習者および大法に対して行った破壊活動や中傷を列挙した。その中にはニュージーランドの法輪大法のホームページを何度も計画的にすり替えようとしたことや、ニュージーランドの学習者の連絡先に脅迫や恐喝の電子メールが送られたことや、あるASIA2000という民間団体に対して圧力をかけて、学習者のアジア祭への参加許可を取り消させたことなどが含まれていた。

   アムネスティ・インターナショナルのニュージーランド支部の責任者であるシンプソン氏が記者会見に参加し、講演も行った。彼はこう指摘した。「記者会見の冒頭で上映された学習者への迫害の録画は事実です。過去2年間、中国政府は法輪功学習者が法律に違反しているという証明となる有効な証拠を何ら持っていません。そして中国政府が言っている指摘事項は、国際的な基準に照らし合わせると一つも成立しません。法輪功学習者が行使していることは、最も基本的な人権なのです。」

 ウェリントン市の主な2大紙「ドミニオン」と「イブニングポスト」、およびニュージーランドののテレビ局チャネル3が全て、記者とカメラクルーを記者会見に派遣した。チャネル3はその日の夜のニュース番組で、人々に「中国では法輪功学習者に対する組織的な迫害が現在も行われている」というニュースを流した。

 7月20日、ウェリントンのドミニオン紙は正面から法輪功問題に関する報道を行った。「病気で危篤状態の母親に会うことを拒絶された」というタイトルで、病気で危篤状態の母親に会うために帰国したニュージーランドの学習者が上海の空港で入国を拒否され、危篤状態の母親は結局娘と孫に会うことができなかったことを詳細に伝えた。

 今回の記者会見は全てニュージーランドの西洋人学習者が主催して、講演を行った。記者会見での自由に発言できる時間では、現地で法を学び始めて一ヶ月足らずのマオリ族の学習者が申し出て、自分自身で感じ取ったことから、法輪大法が人に幸福をもたらすということが事実であることを記者会見の参加者へ説明した。

 2紙の記者はかつて中国に帰国したことがある数名のニュージーランドの学習者に対して、詳しくインタビューを行った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2001/7/24/13816.html)     更新日付:2011年9月29日
 
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