日本明慧
オーストラリア政府は中国における法輪功弾圧を反対
【明慧ネット】今年の3月から、オーストラリア政府の衆議員と連邦議員宛に、私が中国で法輪功を修煉したことで、迫害されたことに関する呼びかけの手紙を出したが、既に60通余りの回答の手紙を受け取った。この手紙の中で、中国での法輪功に対する弾圧は基本的人権を踏みにじることであり、オーストラリア政府はその法輪功弾圧に対して否定的な態度を表すと共に、一部の議員はオーストラリア政府の立場を表明したほか、私個人に対しての関心、支持及び励まし等を表した。

1. 中国における法輪功弾圧に対するオーストラリア政府の立場及び態度:

多くの議員は回答の中で、この問題に対する政府側の見解として、ダンナー(Downer)外務大臣の次の発言を引用した。「中国政府の法輪功及びそのメンバーに対する弾圧は言論及び集会の自由という基本的人権に違反している。また、中国政府の法輪功メンバーに対しての対処は、国際公民及び政治権利条約にも違反しているとオーストラリア政府はそう考えている。中国政府はこの国際公民及び政治権利条約に署名したが、まだ正式に批准していない。オーストラリア政府は中国政府に対し、出来るだけ保留することなく、出来るだけ早く、その条約に批准するよう働きかけている。オーストラリア政府は多くの場で、この問題に対するオーストラリア側の見解を中国側に伝え続けており、引き続き両国間の人権対話及び他の方法で、この問題に対する見解を中国側に伝えたいと考えている。」

その中で、民主党の外交事務を担当しているスポークスマン、参議員のボオン女史は手紙の中で法輪功に対する民主党の態度を次のように明確に表明している。「法輪功が中国で禁止された時から、オーストラリア民主党はそれに対し憂慮し続けており、中国政府のその行為は実に多くの基本的人権、特に信仰及び集会の自由に違反していると、一貫して我々はそう信じております。法輪功に対する弾圧は国連人権宣言に対する蹂躙であることを中国政府が自らそう認識するまで、我々は引き続きこの立場を強調していきたいと思います。」  

2. 章翠英本人に対する関心及び支持:  

ニュー・サウスヴィルシ州議員であるブラック(Black)氏は手紙の中で、「お手紙と画集をありがとうございました。あなたの活動を支持するために、私のささやかな気持ですが1枚の小切手をお受け取り下さい。」と書いた。

連邦議員ジャル(Jull)氏は手紙の中で、次のように書いた。「お手紙と美しい画集をありがとうございます。とても嬉しいですよ。これまで通りあなたを支持しますので、ご安心下さい。」

衆議員シートン(Seaton)女史は手紙の中で、「あなたが法輪功をすることで、中国で監禁され、苦しめられたことを知り、とても悲しく、驚きました。あなたの境遇を真に理解するには、大きな勇気が必要です。あなたの受けた迫害が、他の人々に利益をもたらすことを願っています。あなたが刑務所で虐待されたことが徒労でないことを信じています。」と書かれた。

今後、より多くの人々が法輪功を理解、支持し、それにより中国が法輪功に対する弾圧、虐殺を中止するよう引き続き努力しなければなりません。