日本明慧
普通でしかも偉大な法を守る物語
2001年8月のある日の午前、京さんは四川省のある村へ行くバスに乗った。その中で彼女はバスの中が善良な人でいっぱいなので、慈悲心がすぐに出て、肌身離さず持っていた「善良なみなさんへ」と「声明」という大法の真相を知らせる資料を取り出し、穏和で落ち着いた様子で運転手にバスを降りることを告げ、バスを止めてもらった。バスが止まると京さんは言った。「数分間ご迷惑をおかけします。ここにある資料をみなさんにお渡しします。みなさんが思ったことをお聞かせください。」京さんは涙をためながら資料を配る一方、慈悲からほほえみながら言った。「この2つの法輪大法の真相資料は中国で今日無数の迫害を受けた良い人がその血と命を賭けて書いたものです。どうぞ手にとって読んでください。読み終わったらみなさんのお友達にも伝えてください。法輪大法が良いということが分かることこそがみなさんの命の希望なのですから…」その時、バスの中の人たちはわき上がった。この「仏光が普く照らすと、礼儀が円明になる」という巨大な慈悲に満ちた正念の場で、みんなは先を争って「私に一つください、私に一つください」と言った。京さんが資料を配り終えてバスを降りた後、振り返って見ると、あの一人一人の大法によって救われた善良な人たちが皆手を伸ばして、彼女に別れを告げ、彼女が遠くなるまで見送っていた。