英国放送協会は法輪功の映画を完成させると誓約した
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------ 英国BBCテレビのプロデューサーは、中国政府が圧力をかけ、 法輪功に関する番組の制作を取り潰そうとしていると語った。 

明慧日本】法輪功の資料を集めている英国放送協会のあるプロデュサーは、中国江沢民政府がテレビ局に圧力をかけ、この番組の制作をやめさせようとしている、と語った。 

 昨日、“中国政府は英国放送協会に圧力をかけて、この番組の制作を中止するように要求した”とシトヤテ・トーナー氏は語った。彼は一人の記者と一人のカメラマンと共に、すでに三ヶ月をかけて中国で残酷に弾圧されているこの修煉運動の記録を取材した。彼らは今週オタワで、国際法輪大法フェスティバルも取材し報道している。“法輪功は世界的組織であり、中国政府があらゆる手段を用いて弾圧している精神復興運動の一部分だ。彼ら〔政府〕は絶対に、人の思想と心を獲得し得る存在を受け入れないであろう。”とトーナー氏は語り、また英国放送協会は、この45分間のドキュメンタリーを完成させることを決定しており、“通信記者”の番組で放送する予定であると話した。いずれ中国政府は国内外の圧力に屈して、より柔軟な立場をとるであろう、時間的に早いか遅いかの問題だけである、と話した。この件に関して、昨日、中国大使館からは何のコメントもなかった。 

 昨日のフェスティバルでは、大きなパレードもあり、数百名の法輪功支持者が黄色のTシャツを着て参加した。一部の参加者は遙々オーストラリア、スウェーデン、台湾及びアメリカからやって来た。この運動は、ゆったりした功法の動作と打座を提唱し、現在は世界で一億以上の学習者がいると推定されている。パレードの後、100名ほどの法輪功修煉者が議会前の芝生に集まり、通り行く観光客の前で煉功と打座を実演した。また、彼らはカナダ政府に緊急なる呼びかけの書類を提出し、中国政府に対して、確固たる立場を取るよう求めた。修煉者達は一通の請願書を手渡し、カナダ政府に中国で起こった迫害情況をより把握し、監禁されたすべての修煉者を釈放させるよう求めた。 

 呼びかけを提出した人の中には、芸術家の張崑崙氏もいた。張氏はカナダ籍だが、去年の秋、法輪功を修煉したため中国の労働矯正所に入れられた。外交部長ジョン・マンリー氏が中国に圧力をかけた結果、一月後、すなわちカナダ貿易団が訪中する数日前に釈放された。“あれは辛い記憶です。あの体験を思い出したくはありません。しかし、まだ多くの修煉者は苦難を蒙っています。我々は最善を尽くして、彼らのために呼びかけなければならないと思います。” と張氏は語った。また彼の娘で、オタワ大学の学生、張リンティさんは、“カナダ政府がこの弾圧を終わらせるよう助力して頂きたいと思っています。” カナダ政府はもっと“確固たる立場”をとってほしいと話した。 

 土曜日、法輪功創始者李洪志先生は、オタワ会議センターを訪れ、修煉者らは大いに喜んだ。その中の一人、ルイス・周は、“これは本当に大変な意義があります。法輪大法を伝えて下さったことに感謝しています。”彼女は、1996年の自動車事故により、背中と首に酷い後遺症が残ったが、法輪功が直してくれたと話した。 

 李先生は1998年アメリカに移住したが、当時は北京政府が、その運動に対して批判の態度をとり始めたころであった。一年後、中国政府はその運動がXX党に脅威を形成しかねないと考え、その運動を禁止し、“XX”と見なし、暴力的弾圧を始めた。それから、李先生は公の場所には、ほとんど出なくなくなり、少数の場に限り出られて、中国の行為を譴責された。土曜日のオタワでの約20分のスピーチの中で、李先生は大部分の時間を割いて、法輪功の基本的原則である真・善・忍について話された。修煉者たちは、李洪志先生の身の安全を第一として、李先生先が公に出られることを、出来るだけ控えられることを希望していると話した。 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2001/8/15/11427.html)     更新日:2012年1月14日
 
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