日本明慧

迫害により死亡した大連大法弟子、李秀梅の正法の道

2001年12月25日
【明慧ネット】先生は「一人の大法弟子が歩んだ道は即ち一つの煌めき輝く歴史であり、この歴史は自分が証明し悟ったことにより切り開いたものに相違ありません。」と言われました。(経文「道」)。
私が知っている大法弟子の李秀梅さんは、かつて会社の人や隣の人たち皆が知っている、いろんな病気を持っていた人でした。95年に大法を得てから、自分が大法に対する理解と堅い信心、そして厳しく大法の基準で自分を律することによって、彼女の病気は早くなくなりました。彼女は大法から大いに利益を受けたから、もっと多くの生命が良い未来を手にするように、自分の経験で大法を広めました。彼女は寒い日も暑い日も、来る日も来る日も煉功場の学習者のため、テープ・レコーダーを持って行ったり、ボランティアで功法を教えたり、皆を集めて法を勉強したりしていて、確かに皆さんに良い修煉環境を作ってくれました。
1999年7月20日に邪悪勢力が大法を迫害してから、彼女は更に正法の道を歩みました。法輪大法の正義を再び認めてもらうため、2000年4月に彼女は北京へ陳情しに行きましたが、大連駅で邪悪に捕まえられて、40日間拘留されました。彼女は常に自分を大法弟子として、法を勉強することとか、煉功することとかを堅持し、邪悪の言う通りにせず、強靭な意志で12日間断食し続けました。邪悪はしかたなしに彼女を釈放するほかありませんでした。それから、彼女は大法弟子の正法の重要性と必要性に対して更にはっきりしていました、彼女は確かに先生の「北ヨーロッパ法会の皆さんへ」の中の「真相を伝える時、待たず頼らず、外在の要素の変化に期待を託さないでください。」という通りにしました。真相資料があったら配りに行ったり、なかったら自分で作ったりしていました。掛け軸とか、スローガンを書くこととか、大法と衆生に利益さえあれば、彼女は積極的で、能動的に活動していました。
ある日、朝バス停で真相資料を配っていて、4台目が終わったときに、ある婦人が彼女に「こんなのを配って、いったい命がいくつあると思っているの?」と聞きました。彼女は平気でその人に真相を説明しました、こうして、彼女は大通りにも路地にも午前中精一杯配りました。
ある日の晩、四階建てのビルを配り終わって降りる時、ある男性と会いました。その男性は自分の家の真相資料を見てすぐに追いかけて彼女に「あなたがこれを配ったのですか?こんなに夜遅く、そんなに年配なのだから、自分のためを考えずに他の人のことを考えなさい。」といいました。彼女は、「まさしくあなたたちのためだからこそ、もっと多くの善念をもっている人のためにこそ、私は捕まえられ、なぐられ、刑罰を下されることを冒して、あなたたちに真相資料を送りに来たのです、善悪をはっきりと見分けて、良い将来を選択できるようにするためです。」と答えました。この人は彼女の善念に感動して「おばさん、こういうことをするのはぜひ気をつけてください、お大事に」と言いました。
又ある日、彼女が高層マンションで真相資料を配っていると二人の婦人に追いかけられて、110番へ通報されようとしているときでしたが、彼女はこういうことに遭ったら、いつも優しく彼女たちに真相を説明して、「真、善、忍」という佛法を人々に伝えました。二人はテレビの宣伝がうそだということがわかった時、本当の善悪と正邪などをわかりました。彼女はもっと多くの命を救うため、昼夜、雨の日や雪の日にもかまわず、寸刻も無駄にせずに貴ぶべき中国人を救いました。
又ある日、彼女はマンションの中にスローガンを貼っている時、6階のある部屋からある婦人が黙々と出て、彼女をじっと見て「あなたがしていることは役立ちますか?」と聞きました。彼女は平気でゆっくりと「役立ちますよ。どうです? よく書けているでしょう? 悪を取り除くということは他の空間の悪を取り除くことであり、そうして人の善良な面が出てこられます。そうすれば、人間は現在の社会のような悪事をして、国にめちゃくちゃに混乱するような人間とはなりません。人が良くなったら、社会も安定して、それはいいことじゃないですか?・・・・・・今度主佛が世に来て人を済度し、伝えたのは宇宙大法「真、善、忍」です。それぞれの生命が大法に対して良い考えを持っていてさえいれば、その生命には良い将来があります・・・・・・」と言いました。この回答に対し婦人はぐうの音も出せませんでした。最後にこの婦人は「私はあなたを信じます」と言いました。帰るとき、婦人は「気をつけて、悪人に見られないように。」と言いました。彼女は「ありがとう。法が正され、天地があまねく喜ぶ日が来たら、あなたに会いにきます。」と言いました。
2001年5月12日、李秀梅さんは三回目の北京への正法をしに行きました、邪悪を取り除いて、掛け軸を掲げました。帰りの汽車で私服警察とおぼしき男性が彼女の行動に目を光らせていることに気がついて、彼女は正念を発していました。そのとき、その男性は即座に居ても立ってもいられなくなり、車掌を呼んだり携帯電話をかけたりしました。彼女はとっさの間に考えをめぐらして、早めに降りて、無事に帰りました。「敏感な時期」(訳注:重要行事や要人の訪問など、外部への失敗の露呈が許されない出来事がある期間)が来るたびに、邪悪はいつも彼女を放しませんでした。彼女はリーダーで、「610」(訳注:法輪功を取り締まることを任務とする部署)に名前が登録されていました。今年3月に、当地の派出所と街道弁事所は彼女を洗脳しようとしているとき、彼女は修煉を堅持し、「保証」を書かず、邪悪を迎合せず、家から出ました。数日後、家へ物を取りに行った途中で、悪警察に強引に拘留所に捕まえられ、不法に39日間拘留されました。彼女はいつまでも自分が大法弟子だということを忘れず、邪悪の本質を指摘し、大法を広め、師に力添えをし、衆生を救いました。今年7月、当地の派出所の悪警察は彼女を家で捕まえました。当時、彼女は具合が悪くて、顔色が青色でした。隣の人は「こんなに弱いのに、良心があるのかい?彼女が法輪功をやることは悪いことじゃないでしょう」と言いました。皆がそう言うものだから悪警察はどうしたら良いのかわからなくなり、所長の指示をもらってから、彼女を病院に連れて行くと嘘をついて、派出所に送りました。彼女は正念で邪悪を正視して、正正堂堂と2回派出所から出てきて、再び正法の中に入りました。今年12月3日晩、李秀梅さんは真相資料を配ったため悪警察に捕まえられて、不法に大連姚家拘留所に拘留されました。彼女は邪悪と迎合せずに正念を堅持していましたが、数日前迫害により死亡しました。悲しいことに、私達はまた一人同修を失いました。また嬉しいことに、永遠の生命が集う所に覚者がまた一人増えました。
李秀梅さんが通った道を振り返ると、それはまさに先生が「弟子の偉大さ」の中でおっしゃった「偉大な法、偉大な時代は最も偉大な覚者を作り出しているのです。」というものでした。