日本明慧

カナダ・ケベックの高等法廷は判決で「華僑時報」に法輪功を非難する文章を直ちに取り下げるよう命じた

2001年12月13日
【明慧ネット】今年11月3日以来、「華僑時報」は大きな紙面を使って邪悪な江沢民の政治集団が法輪功を中傷しているでたらめを主張すると共に、「カナダ法輪功学習者」(注:その人は何兵といい、カナダ法輪大法協会はその人は法輪功を学んだことがないと表明している)の名前で、正常な人なら誰でも繰り返したくない最も下品な、最も汚らわしい言葉で法輪功、法輪功創始者およびその親族、法輪功学習者に対して、恥知らずな人身攻撃をし、公衆を欺き、法輪功の評判を貶そうとしている。それと同時に、中国大陸の中新ネットも呼応し、これまで得意としている中傷および噂作りを応用し、これで世の中の人々を欺こうとしている。
これらの傷害の厳重性に鑑み、法輪功側からあいついで合わせて4通の手紙が弁護士を通じて華僑時報に届けられ、直ちに事実無根で法輪功を誹謗するあらゆる文章を取り下げ、またそれにより生じた悪影響を挽回するように要求した。しかし、華僑時報側はそれを無視するばかりかカナダの法律を無視し、いわゆる「法輪功批判会」を開き、公衆に対して法輪功に対する憎みを撒き散らしつづけていた。この期間中に、何兵は街角で写真を撮っていた法輪功学習者を不法に殴り、しかも先に警察を呼び、法輪功学習者に殴られたと言うでたらめを作った。事件が発生した後、華僑時報は正誤の判断を誤り、「法輪功学習者が新聞社を包囲攻撃した」というでたらめを言い出した。学習者たちは忍ぶにも忍べず、12月6日にケベック高等法廷に華僑時報、華僑時報のオーナーおよび法輪功を中傷する文章を提供している何兵を訴えることにした。当日、法廷は原告側と被告側両方に12月10日に開廷審理する通知書を出した。
 ケベック高等法廷での12月10日の審理により、裁判官は以下の判決を下した。
被告である華僑時報は、原告が請求している被告の一人である何兵による法輪功に関するあらゆる文章および広告を受理、出版することを禁じる。また、ほかの人から類似の文章や広告を受理・出版することを禁じる。
被告である何兵は、原告が申訴書および証拠品に挙げる材料あるいはそれと類似性のある材料を発表、広報することを禁じる。
被告は判決に従い、違反する場合に法律や法廷より処罰あるいは制裁を受ける。
原告を安全に保護する。
法廷は同時に、2002年1月7日に再び開廷し、この事件を審理し続け、被告の責任を問う予定であると述べた。
我々は、正義は必ず邪悪に勝ち、法輪功を中傷し、法輪功学習者たちの合法的な権利を侵犯する全ての行為は必ず法律の厳しい制裁に遇うと信じている。また、法輪功が提唱している「真・善・忍」が必ずカナダ人民に美しい未来をもたらすものと信じている。