日本明慧

カナダ法廷は華僑時報の理不尽な要求を否決して、
法輪功への中傷攻撃を引き続き禁止した

2002年1月9日
【明慧ネット】2002年1月7日、カナダケベック州の高等裁判所は再度開廷して、モントリオール市の《華僑時報》が悪辣に法輪功への中傷攻撃文章を掲載したことに関して、法輪功学習者が告訴した事件を引き続き審理し、被告のすべての要求を棄却して、第1回開廷時に法廷が発令した、《華僑時報》に対して法輪功を攻撃するいかなる資料の掲載を禁止する命令を継続していく判決を下した。 去年12月10日、法廷は「(被告の《華僑時報》)が共通被告の何兵の提供した法輪功関連のいかなる文章あるいは広告を受け入れ、あるいは掲載してはいけないこと、また他の人の類似した文章あるいは広告を出版してはいけないこと、」を強制的に執行させた。
 開廷後、まず法輪功の弁護士は《華僑時報》の悪辣な文章が法輪功、特に国内の法輪功学習者と全社会にもたらした被害について、各方面から詳しく述べ、法廷に《華僑時報》が法輪功を攻撃するいかなる資料の掲載を引き続き禁止するようを求めた。しかし《華僑時報》側の態度はきわめて理不尽なもので、出版の自由を口実に第1回の法廷の裁決を破棄し、掲載禁止となった中傷攻撃の資料を再掲載することを求めただけでなく、その上より多くの学習者の参与を阻止するため、ケベック州以外の原告に1人につき4000カナダドルの保証金を納付するよう求め、甚だしきに至っては文章攻撃したのは法輪功の創始者であり、原告の法輪功学習者の身分が確認できないことを理由に、原告の資格を質疑し、また原告がかなり多いことを理由に、訴訟事件の審理を三ヵ月後に遅らせて、原告の情況を訊くことを求め、事件審理の正常な進展を妨げようとした。 
しかし、双方の弁護士の更なる陳述を聴取した後、この事件では人の名誉を守る重要性が表現の自由に勝ること、《華僑時報》の発表した法輪功への中傷攻撃資料が法律の許し得る限度を超えて、とても受け入れられないこと、他の省の原告が保証金を払う必要性を見出せないことを、法廷は認識した。起訴状で並べた中国での法輪功に対する理不尽で残酷な弾圧及び上述の原因を考慮した後、裁判官は午後2時に裁決を宣言し、被告の理不尽な要求を完全に否決して、《華僑時報》での法輪功を攻撃するいかなる資料の掲載を引き続き禁止し、近いうちに必ずこの事件を審理する後続タイムテーブルを出すことを決定した。
モントリオールとオタワからの40数人の大法弟子が今日の開廷に出席し、終始強大な正念を発して、力強く別空間の大法を破壊する邪悪要素を一掃した。法輪功の弁護士の陳述と弁護は終始正義の自信と力に満ちており、一方被告の《華僑時報》の弁護士の陳述と弁護は無理な部分が多く、理不尽で軟弱であり、しかも裁判官に手渡した資料が誤りであることを指摘された;悪辣に大法の資料を捏造した、被告の何兵は、審理の全過程で表情が緊張していて、顔色が青白く、一言も話さなかった。ただ、法廷を離れる時居合わせた《華僑時報》の人に判決の結果を尋ね、負けたことを耳にすると、慌ただしく立ち去った。 今回の法廷裁定書はすぐ公表される予定である。