日本明慧

彼があなたを探しているのか、それともあなたが彼を探しているのか?

2002年1月17日 文/中国学習者 李 正
【明慧ネット】最近車に乗るか歩くかに関わらず、至る所に洪法の為の資料が貼られているのを見かける。“法輪大法は良い”“法輪大法は正法”など喜ばしい状況になっていると共に、先生の経文《法がこの世を正す予告》の中に書かれているように、“世間における大法の全盛期はこの時より始まる”のではなかろうか。
朝市に行くまでに一本の大通りがあり、そこは洪法と真相を伝えるために、とても良い場所である。先日、毎晩わたしが貼る大法の資料は、いつも明け方には取られてしまうのを知った。その時、資料を剥がしていく人は一定の時間に貼られることが分かっているようである。ならば相手がいくら剥がしても、こちらは貼り続ける。大法の資料を剥がすことは終わりがないと気付かせようと思った。数日後、自分の考えが間違っていたことに目覚めた。このようにすれば洪法資料の作用を発揮していないだけではなく、人力も貴重な資料も浪費することになる。資料を剥がしていく人は、おそらく江沢民政権によって騙され、邪悪に指図されていることであろうし、はっきりと真相を説明する必要があろう。近所に住んでいる学習者もこの人のことを知っていた。
ある学習者が、「あなたが晩に貼った資料だけでなく、わたしが朝貼った資料でさえ朝市に行く人が見る前に剥がされていたのです。今この資料を剥がす人を探しています。必ず大法の真相を伝えます。何も分からないまま邪悪に騙されることは、許されてよいことではありません。」これを聞いて、わたしは心の底から笑った。以前は、真相を知らない警察が学習者を捕まえても、そして今は、邪悪に利用された常人を探し、真相を伝え済度しようとする。とても素晴らしいことではないか!いかなる邪悪も大法の計り知れない慈悲の中で融けてしまうことであろう。
数日後、この学習者はうれしそうに語った。「実はその資料を剥がしていた人は、自治会の元主任で、今この街の衛生を担当しています。」彼は、これらの資料は皆学習者が残酷な迫害の情況下、自費で印刷したものであり、全てはみな洪法するため、邪悪を暴き出すためだと真剣に迫害の真相を伝え、さらに、善の心をもってこのようなことを続けないで欲しいと伝えた。その慈悲の心は相手の善念を呼び覚またことであろう、この元主任は大法の資料を剥がすことを止めた。これにより、朝市へ行く人々は大法の資料を目にすることができるようになった。
大法と大法学習者は今なお迫害に遭っているが、邪悪は絶滅寸前のあがきをみせている。大法学習者は真相を伝え、正念で他の空間の邪悪を排除することを怠らず、環境は確かに変化している。
最近一人の親戚が訪れこう言った。彼らの住んでいる建物では、1階から7階まで至る所に内容の異なる真相の資料が貼られている。自治会の役員は真相の資料を剥がすように度々自治会に訴えたが、誰も剥がさなかった。一つの提案がなされ、「派出所に連絡して、警官に剥がしに来てもらおう。」そして、派出所の警官にこれを伝えると、「あなた達が取ればいいではないか。」と言った。皆は異口同音に、「私たちはそんなことをしません。善には善の悪には悪の報いがありますから。」と言った。
警官はどうしようもなく、「それでは、そのままにしておけばいいでしょう。」と言った。