日本明慧

高速道路の出口で華僑の皆さんに真相を説明し続ける

【明慧ネット】2001年12月7日
(一)正念は邪悪を制する
 より多くの中国人に真相を説明するために、私は中国人が最も集中しているところ——唐人街を選んだ。このあたりは新老移民の中心地域だけではなく、中国旅行団の必ず訪れるところでもある。
 私は道端(信号機の下)に両面の展示パネルを置いて、ここは高速道路の車が必ず通る高速道の出口ですべての車から見えるところである。同時に大法の音楽を流して、歩行者に真相資料を配る。こうして間もなく私に向いて写真を撮ったら、ビデオを撮ったりする人が来ました。その時、私はいつも真相資料を持って彼達に近づき、穏やかに「もしあなた達は旅行者なら歓迎しますが、もしあなたたちは大使館に買収され、中国政府のためにやっているなら、写真(ビデオ)が撮れないだけじゃないよ。器機(カメラ)も壊れるから。」と声をかけた。同時に真相資料を渡すのだ。そのときの彼達の表情から彼達の身分をはっきり読み取れる。 
 このまま一ヶ月後、写真やビデオを撮るの人が見えなくなった。ある日、一人の四十歳過ぎの女性が来た。この女性は保安員を連れてきて、二度と私に展示パネルを移動させた。道路の片側から反対側に移動しても追いかけてきて、私は彼女に真相を説明し、善悪に報いがある道理も説明した。彼女は聞き入れなく信じもせず、報いが恐くないと叫んで、師父と大法を悪口で攻撃した。この時たくさんの人が集まってきて、その中の二人はこの女性の見方をして騒ぎをした。私はこの時あまり話をしない方が良いと思って、ただ正念で邪悪を取り除くようにした。そして私は正念を発しながら、展示パネルを移動した。改めてパネルを並べ出来たところ、この女性はまた追いかけてきて、「真善忍、あなたが私と論弁しなさい」と繰り返し叫んだ。私は悪人を正視した(当時師父はまた除悪の口訣を我々に教えなかった)。彼女は私が何にも言わないと見て更にこう言った、「今日 私はあなたのことを片付けないと行けない、ここで並べては行けない。」その後、彼女は近くの銀行に入った。展示パネルを置くところが銀行の所有地と思ったでしょう。だが銀行に入った後、なかなか出てこない。やっと保安員は出てきて、私のところに来てから「どうしてあなたはそんなに彼女を怒らせたのですか。」と言った。その後、私は保安員に詳しく話して説明をした。結局、あの女性が人に押えられながらこっそり帰った様子を私は見た。その後二ヶ月ぐらい経ってから、ある日彼女は頭を下げて私の展示パネルの前に通り過ぎた。私はすぐ彼女だと分かった。白髪が多くなって、顔色も悪くてかなり年を取った様子だった。この事件後、大使館の人(利用された人も含めて、彼らは私がパネルを展示しているところの近所に部屋を借りて私を監視していた)は私を見たら顔を上げる勇気もなかった。

 
(二)新旧華僑の変化
 文化の違いによって人の考え方も違う。中国人には家の中で起きたよくないことや恥になることを外に言わない考え方がある。この理屈のせいで我々は外国で真相を説明する時の困難が一層増した。一部分の人は国内に何があっても重要ではなく、重要なのは外国で自国の悪口を言わないで、誰が言ったら、その人は裏切り者であり、国の顔を潰した人であると思っている。この観念によって一部分の人は法輪功と修煉者に対して理解できない。だが私の心の中に堅い一念がある。それは真相を説明し、世人を済度することは世の中に一番純正なことであるということだ。人々の心の中に善念がまたあれば、私は必ず彼らの変異な観念を変えることができる。事実には今年の4月から展示パネルを置いて以来、毎日何人かが以前理解できない人は変わられた。彼らは真相資料を受け取っただけではなく、積極的に指示するサインもした。いくつの例を挙げてみよう。
 一人の八十五歳の老人は杖を突いて毎日展示パネルの前に何回か通る。満面に怒気が溢れていて、何時も爆発の可能性がある。ある日一人の学習者は真相資料を渡そうところ、この老人は「あなたは知っているか、私は海外に六十年以上生きてきた。以前我々は東亜病夫と呼ばれた。私は中国国際地位の改善によって我々に何を齎したことがしみじみに感じている。今あなた達がここでこんなことをするのを許されない。」と怒って叫んだ。その様子は人を殴りかかるようだった。話が終わったら顔が赤くなって怒りが収まらないまま離れた。
 この場合に私は急いで彼らに真相を説明することをせず、資料を差し上げることもしない。ただ顔に合えば笑って会釈する。時に挨拶の言葉をかける。何ヶ月経ってから ある日私は「おじさん、この資料を読んでみてごらん、本当にあなたにとっていいことですよ。」と老人に声をかけた。彼は私の顔を見ながら資料を受け取った。翌日老人は私を見たら「またほかの資料があるか、もう少しください」と言った。彼の態度は完全に変わった。私は「おじさん、お分かりになったかね。」と尋ねた。彼は「わかった、わかった、全部分かった」と答えた。そして我々にサインもした。
 謝りと関心を表すために、彼は毎日私にコーヒーを買ってくれた。私は毎回もう買わないようにと断ったが、彼はずっと続けていた。その後私は彼に御馳走してあげたいと言ってから、やっと買わなくなった。だが今も何日を経ったら一度コーヒーを持って来ている。彼は以前の杖を捨てて、人も大分若くなった。
 もう一人は三十代の新移民でした。私は始めて彼に資料を渡す時、彼は「私は信じない」と言って、説明も聞きなかった。毎日彼は展示パネルの前を通り、私は毎回笑顔で彼に会釈し、挨拶した。何ヶ月を過ぎてから 私は「我々の資料を見てみましょうか。」と言った。彼は感心したように私に「もう見なくても良い、私は信じます。あなたは毎日ここに立てて、決して嘘を言うためではない、私は本当に信じました。全部信じます。私は法輪功を余り知りませんが、私は法輪功に敬服します。現在世界中の宗教や組織の中にこんなに凝集力があるものは一つもない。自分のことを忘れることができて、本当に敬服します。」と話してくれた。
 初夏のある日、私は一人の四十歳ぐらいの男性に「米国から毎日50ドルをもらっているから あなたはここに立っていると聞いておりますが。」と聞かれた。私は「私の目を見てください。我々は‘真、善、忍’を修する人です。私がここに立っているのは人から一文も貰ったことはないばかりでなく、あらゆる真相資料が私を含めている学習者たちのバイトの収入で作ったものです。全世界の大法弟子は心が一つです。国内の弟子たちは真、善、忍のために命を捧げることもできます。国外の弟子たちは真、善、忍のために最大限に自分の一切を捨てることができます。これは我々修煉者のためではなく、唯一の目的は人々に法輪功はいい、真、善、忍を迫害している当局者は邪悪なものだという真相を知ってもらいたいだけです。この邪悪な迫害は人々に災難を齎すことになる。もし人々は真相を知っていたら、邪悪の居場所はなくなる。人々は災難から免れる。信じても信じなくても 私はあなたに言ったのは一つの事実です。”と言った。彼は私を見て何にも話さなかった。展示パネルを一周見回ってから私に近づいて真剣に言った、「私は法輪功を敬服します。」その後 私は他の人に真相を説明し始めた(彼がもう行っていたと思った)。だが彼は展示パネルを三周見回って、三回も「私は法輪功を敬服します」と言った。