日本明慧

自分の一歩一歩を師父についてしっかりと歩んでいきたい

2002年1月8日 文/台湾大法弟子 傅嘉浜
【明慧ネット】私は1999年の始め頃に法と出会い、その後自宅で独学をし、ただ日常生活でできるだけ師父のご指導に従って真、善、忍を基準にして実践するよう努めていました。
 わずかな人数でしかもあまり世間に知られていなかった台湾での法輪功は、1999年4月25日中国法輪功中南海事件および7月20日の弾圧以降、台湾のテレビや新聞などのメディアの事件報道を通じて広まり、私と家内は同年9月21日台湾大地震の日に法を得ました。
私達夫婦は法を得たとはいえ、台湾での安易な生活条件では、この全宇宙を震撼する大事な事に私達が参与するのを待っている事を全く感じず、依然変わらず、暇な時に本を読み、世間のすべての物質を満喫して、自分の観念と心性は、周りの人と比べて良いと思っていました。師父が修煉者の心性を求めている標準についての理解が僅しかなかったので、今思えば余りにもかけ離れ過ぎて恥ずかしく思っています。そして2000年の年末、機会があって天安門広場へ行ったことをきっかけに、すべての情況が180度変わり始めました。
 天安門広場で、自らの目で見た大陸大法弟子は、正気凛然と天安門で立っていました。真理の為彼らは追って来る公安と向かって来る厳しい拷打をものともせず、心はただ世の人の良知を呼び起こすだけです。「法輪大法好!」「師父の潔白を返して!」と言う叫び声が一回又一回、寒さの厳しい北京に鳴り叫び、自惚れていた自分はその光景を見て体が震えました。そこに立っていた私と妻は互いに目を合わせ、やり切れない気持ちでいっぱいでした。こういう場面に直面してどうやって真理を証明したら良いでしょうか?「行け!大法弟子の身だから叫んでも当然だ!」、「行ってはいけない、一緒に観光に来ている、真相を知らない友達に影響するだろう。帰れなくなるだろう。」と迷い、結果的にその場を離れる事にしました。台湾に戻ってからしっかりと海外弟子のやるべき事を心から決心しました。
 凡てが師父の按排かのように、帰ってきて早速正法の進呈について行けるようになって、「各家に資料を配り」、「各地の洪法活動に参加し」、「正念を発する」、「海外への洪法」、「学校への洪法」から今の「空港での洪法」。友人や親戚が私達の洪法対象になって、大法がいつの間にか私達の生活の中心になりました。
 師父が講法の中で常に本を良く読み、法を多く学ぶことの重要性を話されていますが、仕事の往復を利用して車の中で講法を聞き、晩御飯の食卓では妻と一日の修煉体験を討論して、様々な経験を分かち合っています。今までの食事の時間は2,3時間かかっていたので、今はこの時間帯を「ディナーレポートタイム」と冗談で言っています。そのあと寝る前に妻と必ず師父の各地での講法を読んでから安心して就寝します。凡ての過程に二人とも心性の上昇と法理上の認識の大きな進展を感じ、それは二人の子供にも良い影響をもたらし、一家とも法の中に融け、「眞、善、忍」は私達がいろんな事を判断する基準になりました。
 ですから今では本当に法の偉大さがよく分かるようになりました。なぜならば、いまは如何に子供を教育するかについて、もう悩まされず、また自分が段々年をとるにつれて体も弱り生活の魅力感を失っていくという心配も要りません。仕事が上手くいかなくても落ちこまず、利益を損なっても人を恨まない。毎日がこんなに楽しく、命というものはなんて素晴らしいのでしょう!これらはすべて大法が私達に与えてくれたのです。
 師父が弟子たちを指導する新しい経文が一編一編発表されると共に、さらに段々と「正法時期の大法弟子」の深い内函を感じます。そして妻と共に友達を家に招いて師父の9日間の法話ビデオを見ることに決めました。又中国当局自作自演の所謂「天安門焼身自殺事件」の疑問点だらけのビデオも一緒に見ました。9日後、友達は大法に対しての態度が変わり、又自ら大法の正しさ、良さを周りの友人や親戚達に伝え、これらの皆の変化にとても感動しました。師父のご慈悲によってまた多くの人の生命が済度された事に深く感謝しています。
 先日、会社で2002年業務大会が行われました。内容の一部を妻と私が決めることになっており、私達が選んだのは「愛を伝えよう」という題名の映画を選びました。内容はある先生が毎回新入生に学期が始まると、「もし、この世界が堕落したら貴方はどのような方法で変えますか?ただ考えだけではなくて、実践も一緒に考えてください。」という問題を出します。しかし答えてくれる学生は一人もいませんでしたが、ある日ある学生の成功できないと思われるアイディアでやっと大きな変化が起きました。出された方法はとても簡単です。「見返りを求めず、自らよく行い、他人が出来ない事を助け、そして助けて貰った人は、3人を助けなければなりません。」このまま続けていけば愛をきっと伝えていくことが出来ます。
 このストーリーは会社の方々に大きな反響を呼び起こしました。そしてこの数年間「私達法輪功の人」は一体何をしているかと言う事を理解して貰えました。ただただ世の人に「法輪功」を理解して、「真、善、忍」を分かって欲しい!とても簡単に思えますが、一人一人の大法弟子が必死に守ろうとしています。映画はフィックションですが、しかし私達の生活の中では正念を持つすべての行いによって、真実が生き生きと目の前に現れています。
 世界には大きな変化がないかのように見えますが、私達が命を用いて歴史を書くことにより、きっと少しずつ人々が目を醒まし、私達と同じように「真、善、忍」の偉大さを認識して、返本帰眞の路を歩むでしょう。正しい路であれば、どんなに遠くても心配はいりません。同修達よ!脱落しないように、一歩一歩しっかりと師父について行きましょう。