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アイランド時報ニュース:趙明氏は3月12日にて釈放される

2002年1月25日
【明慧ネット】1月24日、アイランド時報のミリヤム・ドノホ記者は、法輪功学習者の趙明氏が3月に釈放されるであろうと報じた。
法輪功を修煉したため、中国労働矯正所に約2年間監禁されていた三聖学院の学生が、3月に釈放される事が報道された。趙氏は三聖学院コンピュータ専攻の大学院生で、2000年5月からずっと北京大興県団河労働矯正所に監禁されている。
趙氏が3月に釈放されることは、昨日、北京でのコーブン外交部長と中国外長との2時間半の会談で明らかになった。昨年9月朱容基総理がアイランドを訪問した時、エヘン総理とマイケル・アイリス大統領ともこの問題について会談したと伝えられた。国際特赦アイランド部、国連人権高級責任者マリ・ロビンソン氏を含む人権組織もこの問題に関心を示した。
コーブン外交部長は昨夜、アイランド時報に趙明氏が3月12日に釈放され、趙明氏はアイランドに戻りたければ戻れると語った。
時報は、法輪功学員の話によると趙明氏は拘留期間中拷問を受けたと報じた。看視は電撃棒を使って殴り、1日2時間の睡眠時間しか与えず、法輪功に反対する資料を書くよう強要した。拒否すると残酷な拷問を行い趙氏は死にかかったこともあるという。
報道によると、趙(31歳)氏は、1999年12月クリスマス期間中ベルリンから中国に帰った。北京で法輪功に対する江沢民政権の弾圧に抗議したため逮捕され、その際パスポートは没収された為、ベルリンに戻って学業を続けることが不能となった。
四ヶ月後、趙明氏は法輪功学習者の家に行く途中、尾行され再逮捕された。家族が北京郊外の労働矯正所に監禁されている彼を発見するまで、ずっと行方不明であった。
情報によると、現在中国では5,000名の学習者が労働矯正所に監禁され、数百名に上る学習者が虐待と拷問によって死亡しているという。