日本明慧

警察官の制服を着て世の中の人々を救う

2002年1月31日
【明慧ネット】某市で2人の大法学習者が真相資料を貼り付けていたとき、待ち伏せしていた警察官に見つかり、交番に連行された。交番にはにもう1人の警察官がいた。大法学習者の鄭さん(仮名)は、その場にいた3人の警察官を確認し、ほかの2人の警察官に気付かれないように交番にずっといた警察官の机の下に一袋の資料を隠した。その警察官は鄭さんの行為を見て見ぬふりをした。私達を補導した2人の警察官がもう一人の大法学習者の陳さん(仮名)に対し、訊問をはじめた。資料の源を追及していると、まだ恐怖心が取れていない陳さんは鄭さんからもらったといった。警察官はすぐに鄭さんに資料の源を訊いた。鄭さんが微笑みながら「それは私自分で作りましたよ」と言った。2人の警察官は何も情報を得られず、再びパトロールに出て行った。
鄭さんはチャンスとばかり、机の下から隠した資料を取り出し、その警察官に言った。「3人のうちあなたが一番よい人だと思いました。この資料をあなたに差し上げます。私達法輪功学習者が節約し、貯めたお金で作ったものです。江XXは権力を乱用して法輪功学習者を迫害し、国内のマスコミを利用して人々を騙し、真相を隠しています。焼身自殺が事実とかけ離れた、捏造されたものであることをみんなに知ってもらうための資料です。私達は人々が法輪功の真相を知り、正しい認識を持ってもらうと同時に、自分の明るい未来のため、法が世の中を正すときに淘汰されないよう努力しています。私達は命さえも放棄します。それは、全ての人々を救うため。できれば私の主人と電話させてもらえないでしょうか?主人に家にある資料を安全なところに隠しておきたいのです。」と。
鄭さんの正義ある行動がその警察官を感心さた。「法輪功学習者と接してから2年余りたった。あなたたちが本当にいい人たちだと分かっている。法輪功に関する資料もたくさん読んだし、事実も知っている。法輪功がどういうものなのかも分かっているし、没収した《転法輪》も読んだよ。だから、あなたの頼みは任せてください。」鄭さんの目から涙が流れた。もう一人の命が救われたと感じた。鄭さんと陳さんが連れられてから、その警察官はすぐに鄭さんの主人に電話した。鄭さんのご主人もすぐに資料を移したが、鄭さんの主人はいまだに電話してくれた人がだれであるのか知らない。
電話を入れた後、その警察官は資料の処理に困っていた。外に貼ろうと決意し、夜、帰宅後、住んでいる寮にいっぱい貼り付けた。彼は大法学習者ではないが、彼も大したものである。彼は警察官の制服を着ながら、世の中の人々を救っている。なぜなら彼のもつ先天の純粋な本性を、良知が蘇らせたのだ。いまだ大法学習者を迫害している警察官たちへ、目を覚ましてください。自分の結末を考えてください。人々を救わなくても、制服を着ながら、よい人を迫害することを止めてください。