日本明慧

トロントの法輪功学習者が春節交歓の夕べを開催

 1月30日の夜、トロントの法輪功学習者らは、この二年間法輪功学習者を支援し続けている各界の方々及びその知人を招き、トロント市役所の大広間において、春節交歓の夕べを開催した。約1,200名の方々が出席され、バイキング形式の料理と文芸などの催し物を楽しんだ。その顔ぶれは、政治家、弁護士、大学教授、華僑各界の名士、各国の大使館員の方々等に及んだが、中国系の方が大多数を占めていた。この晩餐会の開催は初期段階から、各界の反響を呼ぶと共に暖かい支持を得ており、市は無償で、会場及び係員を提供してくれた。
 準備した1,300枚の無料入場券は瞬く間になくなり、さらに電話などで、絶え間なく入場券の問い合わせを受けた。この度の活動を成功させるために、学習者達は慈悲と純粋なる善の心で、誠心誠意準備作業に勤しんだ。各人自分の特技を発揮し、手作りの料理などを用意し、多くの学生の学習者は、睡眠時間を削り催し物のリハーサルを行い、社会に法輪功の素晴らしさを伝えられるであろう、この機会のために力を尽くした。学習者の手作りによる出来映えも鮮やかな盛りだくさんの料理に、出席者は称賛を惜しまなかった。
 春節の夕べが始まる時、市会議員のバルキソン氏、弁護士のマクマティ氏、華僑界の著名人であるカナダ国連協会トロント支部の副主席オプレイ氏、及び法輪功学習者の代表が挨拶をし、来賓の方々は、人類、各国国民、社会に多大な貢献をしたとして、法輪功を称賛すると共に、新年の祝賀を述べた。
 法輪功学習者は挨拶の中で、「ここに集い旧正月を祝うだけではなく、大切なことは宇宙の法理である“真・善・忍”が世に知れ渡ることを慶祝することである。」と述べた。
 厳冬は間もなく過ぎ去り、春を迎える頃には、法輪大法を中国及び世界中で祝い、喜びを分かち合えるだろう日は、間近なことではなかろうか。
 春節の夕べでは、放光明テレビ局が作ったテレビ番組を流し、文芸公演においては、放光明テレビ局が作った特別番組を流した。ニュースネット番組の中では、司会者が出演し、子供の学習者による5セットの功法実演、友情出演者である張玉逸氏の琵琶による"春江花月夜"、同じく布蘭達・ブレンダ陳両氏によるレクトーン演奏、法輪功学習者によるソプラノ独唱、男子小合唱、漫才、武術、スペイン舞踊、京劇、民族衣装による演出、白人学習者らによる西遊記、シェークスピア劇の一幕では法輪功の曲も披露された。公演に参加している法輪功の学習者の中には、演技賞を受賞したプロの俳優、国立バレエ学校の講師、中国国家表彰を得たソプラノ歌手、中国武術実演大賞を獲得した剣術演武者、中国歌劇団に勤めていた芸術活動家、中国でファッションモデル大賞を獲得した服飾デザイナーなどの姿があった。
 出席者の多くは、これら多芸多才な人々により、帰路の時間も忘れ名残惜しげに春節ムードに浸っていた。会場の雰囲気は心地よい熱気を帯びており、そのため最後まで空席を見つけることができない人の姿もあったが、学習者は率先して席を譲った。
 舞台の上では次々と見応え有る演出が行われ、舞台の下では盛大な晩餐が行われ、出席者の表情には歓喜と驚きが表れていた。法輪功に対し、何らかの疑惑を感じていたかもしれない人は、この慈悲溢れる場の中において、その観念をかえたことであろう。振り返って、二年前の苦難の時とこの人々の熱気が伝わる素晴らしい場を見るに付け、時間の経過と共に、一見自然と変化をしているかのようである。しかし、一つ一つの小さな歩みに、師父の無上の慈悲と全ての学習者たちの心血が刻み込まれていると感じる。私たちは、決して社会に対して援助を求めているのではなく、まして何かを期待しているのでもない。これらの慈悲の心で敷設した橋梁が、法輪功への真の理解と正念の表れへと通じること、そして、法による研鑽との機縁の架け橋になればと念ずるのみである。
 春節の夕べは大きな成果を得、学習者たちは長い間の疲れも忘れ、無私なる境地の安泰に満たされた。午年の年頭において、この熱き雰囲気は、本当の春のご光臨を予告しているのではなかろうか。
 さらに精進を重ね、より多くの人が法輪功と善なる縁を結べるように励もう。