日本明慧

生命への賞賛

 

【明慧ネット】新春(旧正月)を迎え、謹んでこの文をすべての法輪功弟子に捧げます。夜、わたしは郊外に来て、夜空を仰ぎ見た。黒い大空に無数の星がまばゆくほどきらめき、それらはお互いに映りあい、星空はきわめて壮麗だ。もし人類の歴史を長い河に喩えると、長く人類の記憶にとどまり敬慕する人々はまさに空いっぱいの星のようである。

歴史がまさに今日まで到来し、人類史上最も暗黒な一ページが経過している時、ある人々は永遠に人類の記憶に残り、敬慕される。かれらの光芒は大空を覆う星群れに少しも遜色することはない。かれらは、正法の使命を負った法輪功学習者である。

このごく普通の人々、彼らの中にはたった今物心のついた純粋な子供もいれば、風采も文才も今が盛りで、才能が抜群である青年、経歴が豊かで事業で成功を収めた中年、さらに幾度も苦難を味わった老人もいる。彼らはほとんど平凡な職業:労働者、農民、会社員、警察、医者、商人、教師などであり、大河南北、万里の長城内外、雪の積もる東北平原からチベットの天山まで、内モンゴルの草原から海南の椰子林まで、北京からニューヨーク、パリ、ロンドンなど至る所に分布している。

またかれらは特殊な人々でもある。かれらは宇宙の真理を守る信念を堅持しており、数多くの卓越した人物を虐殺し、独裁の政権下で“名誉を毀損し、経済的に壊滅させ、肉体的に消滅させる”と叫ぶ弾圧に立ち向かい、非暴力的で平和的な呼びかけを3年近くも続けている。

これはいったいどのような3年なのか!彼らの多くは幸せな家族を失い、わずか頼りにしていた仕事さえ失い、迫害で身を落ち着けるところがなくなり、労働教養所に入れられ、さらにあらゆる虐待を受け尽くすことを余儀なくされ、大切な命を奪われた。これはただ“真・善・忍”を信仰しているからである。ところが、歴史に前例のないあらゆる極端な手段で続けられている弾圧の中で、彼らは雪の中で猛然とそびえる梅花のように、倒れることはなかった。天安門広場で絶えず“真・善・忍”の横断幕を掲げ続け、平然としてオオカミやトラのような警察と直面し、神州(中国の美称)大地のいたるところの労働教養所で非人間的な拷問、虐待にも屈することはなかった。

洗脳クラス(強制的に法輪功をやめさるために設けたクラス)で偽善に真っ向から反論し、無数の夜に、危険を冒して真相を至るところに伝え、国際会議に際して迫害をやめるように呼びかけ、無数の空港や駅でたゆまず人々に真相を説明してきた。かれらの正念に邪悪はなすすべがなく、胆をつぶされてしまった。かれらは確かに自ら先史の誓いの言葉を守り、自分の生命で法がこの世を正す宇宙で最も光り輝く詩史を作り上げた。かれらは宇宙の恒久のために存在し、この天体のために真善忍の世界を創立している。
 かつて彼らのような無私な生命はなく、
 かつて彼らのような強靭な生命はなく、
 かつて彼らのような光り輝いた生命はなく、
 歴史は今ここで沈思している。

浮世の中の名利情のためにせわしく奔走する人々よ、暫くとまり、少しでも彼らに関心を向け、乾坤で最も美しく人を感動させる風景に注目し、彼らの心の底から湧き出る言葉を聞いてみるときっと分かるだろう。
遠くから神州を眺めると、ことに寒い冬の中に誇りをこめて咲いた梅花が見え、ますます多くなり、最後には無数の梅花が枝の先に誇り深く出で立ち、彩り豊かに輝き、至る所に香りが漂うであろう。