日本明慧

もしも、当時ユダヤ人の権利のためにベルリンへ行き、ヒトラーに請願する人がいれば…なぜ、わたしは天安門広場へ請願に行ったのか


文/ソフィア・ブランウェン・パルフリー

【明慧ネット】中国はその最も無実の、最も正直な民衆に対して国家テロリズムを行ってからもう二年半が経ちました。国際社会からの非難を浴びているにもかかわらず、中国での迫害はますます深刻になる一方です。テロリズムに迫害されている修煉者はただ“真・善・忍”の真相を伝え、修煉を続けるという唯一の「罪」を犯したため、このような目に遭わせられたのです。江沢民政権はその迫害にて、自国の憲法に反しただけではなく、江沢民氏自らが署名した全ての国際人権公約にも違反したのです。これらの罪を隠すために、江沢民政権は米ドルで数十億もの費用を費やして、憎しみと恨みを煽動する宣伝を行っています。その宣伝は中国のみを毒害しただけでなく、国際社会にも及びました。中国の法輪功修煉者たちは恐ろしい苦しみの中にいます。彼らは他の人に自分たちの声を伝えることができません。全ての法輪功修煉者は請願すること、自分の意見を述べるという、憲法で保障された権利をも奪われました。多くの人は国内でありながら難民のような生活を送っています。仕事も家庭も失いました。もし、家に帰れば、すぐ逮捕され強制的に労働矯正所に送られ、残酷に拷問をされるという目に遭うかもしれません。その迫害は、一億の修煉者に対するものだけではなく、実は、その一億の修煉者の家族、職場での同僚、上司にまで影響を与えたのです。

しかし、最も邪悪な苦しみに直面しているその修煉者たちのなかに、「目には目、歯には歯」という修煉者は一人もいません。彼らはただ非暴力を実践しているだけではなく、いつも他の人のことを優先的に考えてあげています。つまり、自分の肉体の苦痛より、他人の心、気持ちを大切にしてあげるのです。彼たちの無私の勇気は法輪大法の純潔さとその力を示しました。また、拷問がいかに残酷であっても、自分たちの最終的な真の自由は動かされないという境界に達したのです。法輪大法の創始者である李 洪志先生は、この世界で歴史上前例のないことをしました。この短い十年間、財、名、権力を求めない李先生の洪法は、50ヶ国一億の人々を傾倒させました。その一億の人々はより良い、または一番良い人間になりました。私たちに、どうやって本当の自由を手に入れるのかを教えて下さいました。

江沢民政権は、かつてヒトラーがユダヤ人を消滅しようとしたように、法輪功を消滅しようと誓いました。計画のある大きな虐殺は中国で再び繰り返そうとしています。第二次世界大戦が終わったとき、私たちはユダヤ人が迫害された真相を知って、恐怖を感じました。そして、私たちは「このような悲劇が二度と起こらないように」と誓いました。しかし、人間として、私たちはいつも何かが起こった後に、その前にあった同じ失敗を思い出すのです。今、悲劇が再び繰り返されています。しかも、今回は中国で起こっています。もし、当時、ユダヤ人の権利のために、ベルリンへ行ってヒトラーに請願する非ユダヤ人のグループがあれば、本当によかったのにと思っています。

江沢民政権はすでに自国の国民を毒したのです。というのは、人々は国営のマスコミの報道以外に、他の方法で情報を得ることができません。そのため、人々は虚言を信じてしまい、しかも、法輪功の修煉者への迫害に手を加えることを勧められました。だから、わたしは今日人々に真実、法輪功の真相を知らせるために、ここに来たのです。

世界の一名の公民として、中国以外の法輪大法を歓迎する50カ国の修煉者を代表して、この最も邪悪な迫害を非難します。また、国際社会が中国、そしてここで起きた残酷極める暴行への関心を寄せるようと望んでいます。法輪功への迫害は直接に私たち一人一人と関係しています。これは、単に数百万人の基本的な人権が奪われた、あるいは江沢民政権が社会各階層に憲法に違反することを行うようと迫っているという問題だけではなく、これにはもっと深い意味が有ります。これは人類の道徳に対する直接的挑戦です。また、これは“真・善・忍”という原則への直接的攻撃です。このような激しい正と邪の戦いを目の当たりにするのはとても稀なことです。このようなことが起こるとき、世界の人々が一つの正しい選択をすることがとても大切です。そこには中立は存在しません。

古から、真理を固持続けるためには代償を払わなければなりません。今日の私たちの平和的請願行為は全世界が江沢民政権を非難していることを示しています。法輪大法の修煉者として、世界各地から中国の兄弟姉妹を援助するために、ここに集まりました。彼らの人権について取り立てるだけではなく、宇宙の最高特性“真・善・忍”を保護し、固く持ち続けることを助けてあげたいと思っています。