日本明慧

獄中大法弟子の妻への手紙


A-Lan, 元気か? 暗黒獄中生活二年の後、君と子供に会えてとても嬉しかった。

君にとってこの二年は苦労続きだったろう。年老いた両親の面倒を見、幼い子供の面倒も見なければならなかった。君自身のことも大切にしなきゃいけないよ。私のことはあまり気にし過ぎないように、そして私にお金を遣い過ぎないように。近頃は皆働き過ぎている。収入を得るのも簡単じゃない。もしも私が自分の安楽を求めて他の人達に苦労をかけるなら、大法弟子としての資格があるだろうか。二年間耐えてきたのだ。更に二年耐えるのを恐れていると思うか。留置所には数十名の弟子が未だに監禁され、苦しんでいるんじゃないか。鋼は鍛えられ真の黄金は烈火によって作り出された。私のことは心配しないでよい。苦難の後、私はもっと強くなるだけだ。大法弟子の真の正念によって作り出されたダイアモンドのような強固さは不滅だ。もちろん我々は決して迫害や不法留置を容認することはない。我々は正念をもってそれを切り抜ける。

君の私に対する気持は十分理解できる。修煉者にとって、苦難に耐えるのはちっとも悪いことじゃない。それに留置所の環境は、大法弟子達の慈悲深い正念によって圓融されている。邪悪はまだそこに居るが、環境は以前程悪くない。大法弟子達はとてもよい環境を作り出している。例えば室長は、私達が室内で法の勉強をしても煉功しても、止めようとしない。この環境は命を失った弟子や他の多くの迫害に遭った弟子達によって作り出されたのだ。その過程において、大法弟子の正念や信念や悟りが培われ、強められた。

邪悪はまだ完全に根絶されていない。どこに居ようとも、我々は環境を圓融させ、大法を守る必要がある。真相をよりうまく伝え、邪悪をよりうまく暴こう。より良く行い、法を正す道の最後を共に歩こう。大法弟子が真相を伝える過程は衆生を済度する過程であり、そして又大法のために威徳を樹立させる過程でもある。

体に気をつけて。

2002年3月15日