日本明慧

大法の光は社会の隅々にも輝いている


文/中国の学習者

【明慧ネットと】大法が伝えてられて以来、無数の人が修煉の列に加わった。そして、この正法の時期に、邪悪な勢力により無数の学習者が拘禁され、虐待されているにもかかわらず、屈することなく真相を説明し続けている。世にあって罪を犯した人でも大法の純粋と慈悲に触れることで、“真・善・忍”との貴重な出会いを心から認識し、新たな人生を歩み、拘禁されている学習者の無実を訴え、さらに多くの人が修煉の列に入り、法輪功の真実を伝え、大法を護るようになった。

(一)

獄中のある殺人を犯した受刑者は、何度となく自殺未遂を繰り返し、絶望感にさいなまれは、毎晩うなされ叫んでいた。そのような折り、大法学習者が同じところに監禁されるようになった。彼女は大法の法理を聞くと修煉する決意をし、毎日《洪吟》の中の詩を暗記した。経文を学びはじめて以来、うなされることもなくなり、夜中に叫ぶこともなくなった。修煉の決意をしたその夜、夢の中で鯉の化け物が道士に化けて、学ぶことを勧めた。彼女は“わたしは法輪功を学びます。師父は李洪志先生です。あなたには付いていけません。”と断った。その瞬間道士は煙となり消えていった。学ぶにつれ自発的に大法の仕事も行い、学習者のために経文を伝え、他の犯人にも真相を説明する正法の弟子となった。

(二)

彼女は麻薬を売買した重罪犯だった。大法の法理や多くの学習者の体験談を聞くに付け、その高い精神的境地に憧れ抱き始めた。この人は毎晩眠ろうとすると多くの鬼が目の前に現れ、不眠に悩まされていた。そこで“法正”を暗記させると経文を手に持ったまま寝入ってしまった。翌朝早く、“昨夜よく眠れた上、天に連れて行かれ多くの玄妙な花々をみました。”と嬉しそうに言った。それを聞いて、とても嬉しく思い修煉を続けるよう励ました。

(三)

監獄の監視員は重罪犯を利用して、大法学習者を24時間監視していた。にもかかわらず学習者たちは毎日法理を説明したり、経文を暗記したりして獄中の者の興味を引いた。時には眠ることを惜しんで深夜まで行っていた。暫くして、監視員は学習者に新しい受刑者を配置し、監視させようとしたが彼女らに断られた。ある受刑者は“法輪功学習者の監視をすることは、罪に罪を重ねることになり、引き受けることは出来ません。”と言った。監視員は“上官に報告する手前、形式的に行えばいい”と言わざるを得なかった。

(四)

法を広げている今日、次々と新しい受刑者が修煉の列に加わった。散歩する時に出会う受刑者に対して、正念をもって“法輪功はいい!”と伝える学習者もいれば、修煉体験を書いて見せる学習者もいた。さらに修煉の物語を語るとか、経文を発声して暗誦するとかなど学習者たちは、多彩な方法を用いて法を伝えることを続けた。法を得た受刑者らも徐々にまとまり、毎日三々五々集まり一緒に修煉体験を語り、学習者のために経文を伝えた。

(五)

売春を組織した罪で逮捕された受刑者がいた。留置場で法を得て《転法輪》を手に入れたが告発され、監視員に奪われた。この本を守るため彼女は8日間ハンストを続け、加刑(刑罰を加える)、恐喝に屈することなく、最後には監視員の心を動かし、本は手元に戻った。監獄に送られる時に、手荷物検査を受けたが、恐れることなく正念を発することで、経文を持ち込むことが出来た。それによって多くの人が法を得ることとなった。

(六)

麻薬を密売した罪で逮捕された聴覚の不自由な受刑者がいた。監獄に学習者が入るたび、親指を立てて嬉しそうな表現をした。法を伝えているときに、彼女に話してみるよう試みさせたところ、ついに少しだけ話せるようになった。開口一番目の言葉は“真・善・忍”だった。またしても大法の無辺の威力及び師父の慈悲が証明される結果となった。

(七)

監視員は公然と受刑者の中の頭目に対し、懸賞付きで受刑者の手により、大法学習者を転化させることを目論んだ。ところが、受刑者の頭目は、“法輪功を学んでいる人は皆本当にいい人です。人を罵ることなく喧嘩もしないだけでなく、陰で人の悪口すら言いません。皆善良であり、罪を犯してここに来たわたしたち犯罪者こそ学ぶべきです。そうすれば、だれも悪いことをしなくなるでしょう。”と監視員に言った。結局その懸賞の話はいつの間にか立ち消えとなった。