日本明慧

日本人大法弟子が行った天安門広場での請願についての話


2002年2月19日

【明慧網】2月17日夜7時、江沢民政府による法輪功に対する迫害を抗議するため北京天安門に行き平和請願を行った金井剛彦さんが、東京、横浜から出迎えた十数人の大法同修の熱い歓迎の中、成田国際空港に無事帰国しました。金井さんは東京都世田谷区在住で、社会人として会計業務の仕事に従事されています。金井さんは空港内で現地のマスコミの取材に応じ、北京で自分の目で見た警察の暴行と拘束中での遭遇を述べました。


小弟子:私も歓迎する!

 

空港で同修と写真を撮る

 

現地のマスコミによる取材

 

一、 北京で警察の暴行を目撃
2月11日、中国政府内少数の実権派による法輪功に対する残酷な鎮圧を抗議するため、金井さんは一人で北京に度を立ちました。14日午後2時、厳重に警備されている天安門広場で、アジア人の顔立ちの金井さんは警察の厳しい取調べを避けて、自作の“全世界も知っているよ!法輪大法は良いことだ!” と書かれた横断幕を開きながら、“全世界も知っているよ!法輪大法は良いことだ!”を大きな声で叫びました。その時、天安門広場で他の数名の海外からの大法弟子も同時に抗議行動を行い始めました。あっという間に無数の警察官が出て来、金井さんと隣にいる他の大法弟子を取り囲みました。金井さんは七、八名の警察らに左腕をつかまれパトロールカーまで引っ張られました、隣にいる背の高い西洋人大法弟子の保護のおかげで殴られることはなかったが、彼の隣にいる他の抗議者は激しく殴られました。

天安門広場の留置場で数時間にわたって拘禁された後、金井さんと他の西洋人大法弟子はあるホテルに連行されました。同じ場所で拘禁されている数名の台湾からの大法弟子が警察官に中国語で話し掛けると他の海外弟子よりも、もっと酷く殴られました、すぐに他の中国大陸の大法弟子が拘禁されているところに移されました。金井さんに対する特別な待遇は長く続きませんでした、次の日彼は他の西洋人大法弟子と一緒に北京市内の留置場に移され、拘禁されました。そこで、金井さんは紙に漢字を書くことを通じて同じ場所に監禁されている一般の犯人に法輪功の真相を知らせ、五セットの功法を教えました。

二、 中国政府の嘘な宣伝に騙された警察官が大法修煉者を虐待する
今度の北京の旅における最大の体験について聞くと、金井さんはこう言いました:自分は中国の警察官達が真相のことをよく知っていないことに既に心理的な準備をしていたけれども、やはり彼らがここまで騙されているのにはビックリしました。実は中国の警察官に教えられたのは、全世界が法輪功を邪教として取り締まっていることばかりでした。このため、警察官は法輪大法弟子に対して極めて暴虐を尽くし、いつも握りこぶしで殴ったり、Shut upで悪罵したりしています。更に、大法弟子からの座らせて欲しいやトイレにいきたいなどの正常な要求までも断り、すべての大法弟子が持ってきた大法書籍も全部没収しました。しかし、大法弟子が終始一貫して善心で真相を彼らに伝えた後、一部の警察官は少しずつ考え始めたようで、大法弟子に対する態度も友好になりつつあり、その中の一人は没収した大法書籍を初めから嬉しそうな顔をしている一人の黒人弟子に返したこともありました。

三、 空白の紙にサインさせられた
拘禁された時間が比較的に長いことについて聞くと、金井さんは拘禁されている間のすべての訊問が一方的で、日本大使館館員或いは通訳者の要求の提出すら認められなかったことを言及しました。この間に、金井さんは紙に漢字を書くことと中途半端な英語で警察官と交流しました。訊問中、金井さんは何度も自分が見ても分からない文書、ひいては空白の紙にサインするようにと要求されました。警察官が何の目的でサインさせるかに疑って、金井さんは警察官らの要求を拒否しました。

四、 送還された時、他の西洋人弟子はまだ拘禁されていた
拘禁されていた間、金井さんは言葉の問題で他の西洋人弟子と交流することが少なかったので、彼らの名前、国籍すら良く知りませんでした。しかし、彼らと一緒に大法の勉強、動作修煉と正念で除悪することに、言葉は障害になりませんでした。このことにより、金井さんは大法弟子が真・善・忍に固めた信念があらゆる障害を乗り越えられることを実感できました。更に、金井さんは自分が送還される時に断食中の数名のスウェーデン籍の弟子がまだ拘禁されており、彼らの境遇に関して多大な不安と懸念を示しました。

五、 人権には国境がない、道徳を皆で維持すべきだ
今回、何の目的で天安門に行ったと聞くと、金井さんは以下のように述べました:自分自身の体験と多大な受益によって全ての人に対して慈悲の心を持って付き合うことを深く理解でき、そして、中国の大地にいる絶好の言葉と地理条件を持つ、大法の恩恵を得られるはずの中国人が鎮圧者の嘘で騙され、間違って大法と出会う機縁を失うことが惜しくてしょうがないために、北京に行ってきました。今度の度における自身の感受を通じ、これらの騙された中国人に真相を知らせることが如何に緊迫になるかが良く分かりました。人権を守ることには国境はない、人類の道徳を皆で維持すべきであることを金井さんは強調し、今度の度を通じ日本又は国際社会にこの声を伝え、出来るだけ多くの人々に法輪功のことに重大な関心を寄せることにおいての道徳上の意義を意識して欲しい気持ちを表しました。金井さんは、これからもこの目的を持って中国での法輪功に対する鎮圧が完全に終わるまで努力し続ける決心を示しました。