日本明慧

法を正す時期の修煉における「病業消去」の経験

数日前些細な出来事が、修煉者に起こる全てが理由あって起こる、特に法を正す時期においてそうだということを、私に悟らせた。外的妨害は多分邪悪勢力から来る。自分の内部を見て、取り除く必要のある常人の観念や執着もあるかもしれない。

ある日私は外に出て、売店小屋の用意をしていた。急に天気が暑くなり、私はコートを脱いだ。しかしそれでも暑く感じた。その頃私は大法を周りの人達に奨励していた。初老の婦人が関節炎の痛みがあった。私は彼女に大法を奨励し、「病気」という論点を通して真相を伝えた。私自身以前どんなに不健康であったか、そして大法の修煉の驚異について、彼女に話した。いろいろと話した後彼女は理解したようで、多くの質問をした。

気付かないうちに昼が来て、陽は更に暑くなった。この頃には私の口は乾き、喉に痛みを感じた。それから歯まで痛み出した。その痛みは午後と夕食の頃にひどくなった。頭がくらくらする程になった。私の夫はこの機を逃さず言った。「あなたたち修煉者は病気をしないと言ったと思ったけど。あなたたちはみな常人を超越しているのに、どうしてこんなことになるのか。」 ベッドに横になりながら私は論争しなかった。本を読み法の勉強をしたかったが、できなかった。私は非常に懊悩しながら、今日は正念を発することもできないかもしれないと思っていた。ところが突然ある考えが浮かんだ。「修煉者については全てが最高であるはずだ。私達の生命は法を正すことを通じて創られた。私達は大法粒子である。慈悲深い師父が私達のためにどれだけ耐え忍んで下さったことか。それに法を正す最後の時期に、個人の病業は大して大法や修煉者の役に立たない。」

同時に私は自分の内面を見、真相を伝える時に顕示心があったことに気付いた。考えを改めた後、邪悪勢力の按配に黙従して痛みに耐えることはできないと感じた。思想を清め正念を発した。大法弟子は最も正しい。全ての不正的邪悪要素を私自身の空間の中に溶解させよう。そして旧邪悪勢力の按配を完全に拒もう。

翌朝顔の腫れがよくなり、歯の痛みもなくなり、体調は非常に良く感じた。まるで体全体が新しくなったようだった。

数日後もう一人の修煉者が似たような経験をし、その痛みはもっとひどかった。彼女の顔は腫れ、体は痛み、瞬間的に暑くなったり寒くなったりした。それは彼女の法の勉強や煉功、正念を発すること、真相を伝えることに影響した。彼女は1999年7月20日以後に法を得たので、いつも自分の法に対する理解が十分深くないと感じており、師父が彼女に病業消去の苦難を与えたのだと思った。経験から私は彼女に、これらは旧勢力の按配であるから、正念を発して消去しなければならないと教えた。彼女は即座に理解し、迅速にその良くない状態から脱出した。

このことは、もしも正念をもって小事を見ないと、大法を傷つけることになるかもしれないと、私に深く感じさせた。迷いに堕ちた人々に真相を伝えるのに、私達が病気の症状を見せるなら、彼らに理解させるのはいっそう難しくなり、邪悪に更に譲ることになる。

この記事が邪悪の旧勢力を暴く助けになり、彼らが全滅するのを願う。私達は大法弟子の弱点を邪悪に利用させてはならない。

2002年4月2日