日本明慧

牢獄で仏法を聞いた一人の若者は言った「40万元の偽札の売買をやめる」


2002年3月28日 文/大陸大法弟子

【明慧ネット】天安門広場に請願に行った時、私はそこの悪者に非法に拘留された。私と同じ号に監禁されたのは何人かの大法学員の外に、もう一人20歳を少し上回る唐と呼ぶ若者がいた。彼は年齢が低いけれども、少年グループの総領で、下に十数人の若者がいて、彼は商店の店主からゆすり取ろうとしたので監禁された。彼は私達より少し早く拘留所に入り、私達と一週間ぐらい一緒にいた後、満期になった。

接触した始めの二日間、唐は私達が何を言っても返事が無かった。真相を伝えても聞かなかった。一日中、布団を被って寝ないと、数平方メートルしかない小さな号で鉄かごに入っているライオンみたいに行ったり来たりした。そして、なにかするとすぐ跳び上がって、壁を蹴ったり、もしくはよくおサルのように大声で叫んだりしていた。私達大法弟子は彼に対して、ずっと友好で、優しかった。完全に彼のために、彼を安心させ、いらだつと憤懣はただ自分の心身を打ち壊すだけで、どんな問題も解決できないから、彼に良い人になる道理を、心をこめて教えた、そして生活上でも彼を関心させた。私達の真心に感動し、唐は私達に対する態度を少しずつ変え始めた、私達と話したくなり、私達が言う法輪功の真相も聞くようになった。数日後、唐ははっきり知るようになり、そして彼の心の中の事を話してくれた。

彼はもともと99年7月以前には、毎日酒を飲んだり、喧嘩をしたりして、法輪功に対してほんの少しの了解もなかった。“7.20”、江沢民らのグループの天地を覆い隠す中傷、弾圧後、彼は毎日テレビを見て、頭の中に入ったのは全部反面の邪悪宣伝で、江沢民の邪悪の毒害をとても深く受けていた。大法と大法弟子に敵視態度を持っていた。ひいては大法弟子は彼らの黒社会メンバーより悪いと思っていた。私達と一緒に監禁された時、運が悪いと感じ、とても心が焦った。でもそのあと観察し、話し合い、特に法輪功の真相を聞いた後、自分が騙され、自分が間違ったことを分かった。

彼は「私は貴方達を二日間観察して、貴方達がみな優しくて、その中には国家幹部、学校校長もいるし、只、事実を言おうとしただけで、何もかもなくなり、牢獄に入れられた。でもとても楽観的で、逆に私を安心させ、よく諭してくれたことがわかった。私に対するこの態度だけで、私はもう大変敬服する。これらが私の貴方達に対する態度を変え始めた。あなた達が話してくれた法輪功のことを聞くと、私が見たテレビでの法輪功の宣伝とは全然違うし、法輪功の人はこんなに良い人だし、私は騙されたことを知った。江沢民がこんな残酷に貴方達のような良い人を弾圧するのは本当にやりすぎだ。貴方達は本当に無実の罪を着せられている。私達だったらこんな大きなぬれぎぬを着せられたら、必ず爆弾で彼らを爆発する!」

私達は彼の目覚めに嬉しかった。同時に彼にはっきりと話した。法輪功の学員は“真善忍”を修して、所所で良い人になり、どんな状況でも悪で悪を治める、他人を傷つけることはしない、更に爆発、殺人は絶対やらない、と言うことを。

もっと深い洪法と、真相を伝えることにより、彼は悪いことをしたら悪業を造り、災難に遭う、得なければ失わない、など多くの道理を分かるようになった。彼は今法輪功をやれないけれど、良い人になりたいと言った。今になって、自分が多くの事に間違っているのを知り、これ以上こんなことをやらないといった。彼は私達に、もともと偽札の売買をしたことがあって、今回牢を出たら、下の人達と一緒に南に行って40万元の売買をするつもりで、このことは拘留される前に、既に連絡済で、資本金も準備したので、彼が出ることだけ待っていたと言った。でも今になって彼は、人を騙し、ろくでもない事をこれ以上やれないと分かった。40万元の偽札売買もやめる。彼は今5人の女の子とよくない関係があるが、前はこれを自分のひけらかす資本としたが、今になってこれは人を害し、自分も害するとわかった、ここを出たらすぐ、その中の一人を恋愛対象とし、他の4人とは関係を断ち切る。彼はまた邪道を歩いて、両親の訓戒や叱責を受けて、もう一年間も家に帰ってないといった。現在自分の行動が両親をとても傷つけているとわかった。ここを出たら、なるべく早く両親に会いに行く、そして彼らに謝る。

唐は拘留所を離れる前に私達にこう言った。「私は帰ったら、私の友達にテレビで言っているのは全部嘘! 信じないで! 法輪功は良い、法輪功をしている人はみな良い人だ! と言う。そして貴方達は無罪だと叫ぶ。大通りに行って“法輪功は良い”、“法輪功は無罪だ”と叫ぶ。彼らが私を捕まえても、私は法輪功をやってないから、彼らもしょうが無いでしょう」と言った。