日本明慧

拘留所に監禁中の大法弟子から妻への手紙:
——たとえ、あと一日しか残されていなかったとしても、
一万年であったとしても、着実に実践しなければならない

【明慧ネット2002年4月4日】

妻へ:

現在、牢屋にいます。過酷な迫害に遭っている今の私にとって、ほんの一分間がまるで一年よりも長く感じます。もしも邪悪勢力の迫害によって死んでしまったとしたら、たった一つの心残りは、この世で法を正していらっしゃる師父のお手伝いができなくなってしまうことでしょう。

たとえ、邪悪が億万回も私を殺したとしても、師父と大法への正の信念が変わることはありません。もし、たった一念だけが私に残されたならば、師と大法を堅実に信じる一念でしょう。私の一切は、永遠に師父と大法を守ることにあります。

もし、私の命に危険が生じても、あなたは感情を取り乱したりすることの無いようしっかりと制御してください。私たちは命がけで守っている真理を大切に、永遠に師父と大法を堅実に信じるよう希望します。

とりわけこの煉功点に来る修煉者は、私たちより修煉がよく出来ていると思っていましたが、どうやら私たちのほうが修煉がよく出来ているようです。なぜならば、生と死の試練を前にして、彼らは不本意であっても法輪功の決別書を書いてしまいました。拷問から逃れたいと思って彼らが取った行動は、たとえ不本意であったとしても、同修・師・大法を裏切ったも同然だと思います。

私は資料を作っていたとき、万一悪警察に見つかっても証拠が残らぬようわずかな指紋すら残しませんでした。悪警官による潜伏、尾行、法律を無視しての部屋の立ち入り検査をしたにもかかわらず、私に関するいかなる手がかりも悪警官は発見できませんでした。意外だったのは、ある者の密告によって証拠が見つかってしまったため監禁されたのです。あなたに忠告しておきますが、資料の出所をはじめ、様々な大法に関する証拠が見つかることの無いように、注意を払ってください。このことを教訓としてもらえるよう希望します。

ぜひとも修煉の終結の時間に執着しないでください。たとえ、あと一日しか残されていなかったとしても、一万年であったとしても、着実に実践しなければならないと思います。実際、常人が認識している億万年という時間は、他の空間では、たったの一秒であるかも知れません。もしそうであれば宇宙の歴史においてほんの一瞬に過ぎません。長い目で見るべきで、終始一貫でなければなりません。

私たちは、法がこの世を正す時期を共に歩み、この比類なきすばらしい宇宙でまた会いましょう。