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中国の胡錦涛副主席が訪米の際、各国の法輪功学習者は迫害の真相を伝える声明を発表した


【明慧ネット】2002年4月29日付 法輪大法情報センターによると、28日に各国の法輪功学習者が合同で、法輪功に対する迫害を停止するよう声明を発表した。以下全文を掲載する。 

中国副主席の胡錦涛氏が米国を訪問しているこの間においても、過去三年間行ってきたことを継続していく。海外を訪問するあらゆる中国のVIPに、公正を欠き譴責を受けなければならない江沢民政権による、何千何万に及ぶ無辜の法輪功学習者及び支持者に対する虐待行為を分かってもらいたい。この迫害は即刻停止しなければならないものである。ここでは、江沢民政権による迫害に参与してない人に対し、抗議をするというような意味はない。しかし、我々は中国人民に真実を知らせるという責任を有していると思う。あらゆる人に、この法輪功に対する迫害が、どれほど破壊的なものであるのかを知ってもらいたい。無数の家庭と生命を破壊したのであり、国家の形象おも害している。 

実際に、迫害の影響はこれに留まらず、副主席本人にすら影響したともいえる。副出席の同級生であっても例外とはならなかったのである。張孟業氏は胡錦涛副主席の清華大学時代の同級生であり、共に学生時代を過ごした。1999年7月、法輪功が中国で取り締まられたとき、張教授は法輪功を放棄しないため、強制的に労働矯正所へ二年間も拘禁された。清華大学での副主席の後輩となる袁江女史は法輪功をやめなかったため、去年の11月に甘粛省の拘留所において酷刑を受け死亡した。

かつて歴史上にあった暴力と弾圧及び憎みへ、善良と非暴力をもって対した人々と同様に、現在社会に示しているのは、人類の精神的自由へ向けての努力である。単なる一民族、一精神団体のためではない。たとえある地域のことであったとしても暴力と欲望により、自由というものが破壊されていることを容認するならば、人類の尊厳は犯されることとなり、人々は社会に憤りを感じ背を向け、不信感も募らせ、さらに志気も下がり沈滞するであろう。法輪功への迫害は、決して中国だけの問題ではなく、全ての人に影響を及ぼしているというが明らかになるであろう。これこそが、胡副主席及び他のあらゆる海外を訪問する中国のVIPに分かってほしいことである。 

海外の50以上の国家で自由に法輪功を修煉する学習者たちは、中国百万人以上の無辜の善良な人民を代表しているのであり、胡副主席及び他の中国の政府官員、国際団体へ呼びかける。この独裁政権による非暴力かつ善良なる人民に対する迫害行為を停止させよう!これは中国の恥であり、人類精神道德における恥でもある。