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正法小物語:“法輪大法は良い”という字が書かれた横断幕がパトカーの上で翻っている


.文/正慈

【明慧ネット】

一、世の人々が“法輪大法は良い”という字の書かれた横断幕を目にする

ある大法弟子は世の人々に真相を説明する時、警察に拉致され、労働矯正所に送られる途中、一番後ろの座席に座っていた。発車するやいなや、彼女は携帯していた“法輪大法は良い”という字が書かれた貴重な横断幕を、車の窓ガラスに結びつけた。すると紅い布に“法輪大法は良い”と書かれた黄色い字の横断幕が、風に翻った。これを見た通行人は、不思議に思い、横断幕を指したり、にこりと笑ったりした。車内の大法弟子は、通行人に手を振る方法で大法の正しさを証明し、世の人々に大法を大事にすることを告げ、世の人々が江沢民集団の欺瞞に惑わされず、救われることを願った。車内にいた警察は、全然気付いてない様子だったが、運転手が見つけた。だが彼はどう見てもただのスカーフにしか見えなかった。警察が大法弟子にそのスカーフを持ってくるように要求すると、大法弟子は“スカーフが濡れているのでちょっと風に吹かせほしいて”と答えた。このようにして、労働矯正所まで180キロ以上走り、至る所の通行人がそれを目にした。同時に世の人々に大法の神奇さ、偉大さを証明した。黒嘴子(長春労働教習所、すでに少なくとも1000人以上の法輪功学習者を収容していると言われ、もっとも残酷な拷問をおこなっている)に着くと、彼女は横断幕をおさめた。その大法弟子は、死をも覚悟していたので、矯正所は収容を拒み、警察は仕方なくパトカーに乗せて看守所へ連れて行った。

二、警察も法を学び始める

ある大法弟子は迫害されても常に自分の使命を忘れず、法の要求に基づいて自分を律し、慈悲を持って人と向き合い、いかなる人々にも真相を説明するチャンスを、放棄することはなかった。こうした努力によって多くの無辜な生命が江羅集団の邪悪を知るようになり、法輪功を理解するようになった。彼女が絶えず洪法していると、警察は絶えず彼女の洪法を阻止しようとした。彼女は大法弟子としての慈悲を持って、自分が法を得て以来、身をもって体験した経歴と身の回りの修煉物語を語り、先生の慈悲、先生の偉大さを語ると、警察もだんだんと夢中になった。このように一人から一人へと伝わり、毎日警察は出勤すると彼女の名前を呼び、話しかけた。彼女は師父の期待に背くことなく毎回のチャンスを利用して一人一人、深淵に直面している生命を救った。全所(全ての矯正所)では三人の警察以外、皆こっそりと《転法輪》を読み始め、毎日警察は彼女を呼び、本の中のよく分からない内容を彼女に訊ねた。このようにして真相を知った貴重な生命は、二度と迫害することなく、ひそかに大法弟子を手助けし、新たな生命の位置に置くことになり、師父の威徳、大法の威徳を顕著に表した。その大法弟子が無条件に釈放された後、2002年5月6日春節(旧正月)の期間、真相のVCD、資料などを持って法を得た警察の家を回り、かれらに法を堅く信じ、真に道徳が高尚な良い人になるよう励ました。結果的に効果は非常に良く、彼らも“心配しないで下さい、私はずっと学んでいますよ”と答えた。

三.大法弟子の警察に対する命令:とまれ!身体調査をする

東北のある村で正月前、警察が大規模な捜査を行い、愚かにも新たな迫害をたくらんでいた。二両のパトカーが止まり、区民組長は大法弟子の母親を連れてきて、強引にドアを開けて押し入った。部屋に入ったらオオカミやトラのようにいたるところを差し押さえ、部屋は散らかされてしまった。夫妻は警察から本を取り戻そうとした。かれらはドアを開き“同郷の皆さん!警察がまた押し入ってきています。私たちは真、善、忍を修めるだけです。私たちに罪はありません。”と叫んだ。すると奇跡が起こり、呆然として一人一人部屋から出て行き、車の近くまで退いた。この時、夫妻は講法のビデオ、真相のVCDがまだ彼らの手元にあることに気付き、警察から取り戻そうと思い、大声で“止まれ!あなた達はそこで待ちなさい!私の家の物が盗まれたから、私が身体調査をします”と叫んだ。警察は皆慌てて言いわけし、“私は持っていません”、“私は何も持っていません”、“私も持っていません”と呟いた。皆慌てて講法ビデオと真相VCDを夫妻の手元に返して、危険を逃れようとパトカーを発車して逃げた。このことは現地で美談として伝えられている。

四.真相の旗が金色に輝く

東北のある小さい村では、真相の資料がとても不足していたので、大法弟子は旗を作り至る所に貼ってまわった。ある日、大法弟子が“法輪大法は良い”と書いてある旗を貼ると、あるお年よりが寄って来て“こんなにきれいなものは、わたしの家の門に貼ってくれたらいいのに、鮮やかでいいね”と言った。その時、旗に書いてある“法輪大法は良い”という字が金色に光った。お年寄りは喜んで旗をとって、自分の家の正門に貼った。すぐ近所の人々が集まって不思議な光景に感嘆の声が鳴りやまなかった。依然として金色に光っている字は、法輪大法が良いことを世の人々に告げているようだった。人々は走り回ってお互いに告げあい、一人から十人へ、十人から百人へと伝え、多くの善良な人々が救われていった。このことは直ちに警察の耳に届き、警察は不信に思い真偽を確かめるため訪れ、静かに長い間眺めた後、なにか悟ったように静かに帰った。人々は大いに感心し、“本当に不思議だね”と言いながら次々と伝え知らせて称賛した。貴重な生命よ!あなたたちは自分がどこから来て何処へ向かうか全然知らず、俗世に迷い帰り道を忘れているが、主佛が慈悲を持って世の人々を済度し、このような方法で善良な生命を救っている。救われる生命よ、大事にして下さい。奇縁を逃さないで下さい。“法輪大法は良い”と分かれば、救われるのはあなた一人だけではなく、もっともっと多くの人なのです。

五.物乞いの選択

村の近くには橋があり、露天の市場があった。大きな市(その農村部で一般的に五日に一回開かれる、日本のバザーに似ているもの)の時、人々は橋の付近で取引をおこない、とても賑やかだった。ある物乞いがゴミをたくさん拾って橋の両端に置くのでとても汚く、皆嫌がっていた。たまに掃除する人もあったが、間もなくしてまた汚くなった。時間が長く経つと掃除するひとはいなくなった。

大法弟子は世の人々に真相を説明するため、ひそかにきれいに掃除した後、橋の通路に大法のポスターを貼った。それからその物乞いは二度と橋の両側にゴミを捨てなかった。綺麗な環境の中に翻る、大法のポスターは、大法の威厳があり、世の人々の善意を呼んでいる。