日本明慧

法輪功に対する弾圧と“反華”

2002年5月10日 文/章天亮
[明慧ネット]新華社は5月7日いわゆる法輪功を“評価”する文章を発表した。それを読んだ後、ただ一つの印象が残った。それはやたらに捏造して罵しっていることである。新華社は自分の嘘によってますます人が騙されないことに気がつき、彼ら自身が作った言葉“反華”を自らの命を救ってくれる稲わらとしている。本文は文化、道徳、国際等から検討し、皆さんの卓説を引き出そうと思う。
中国文化が博大で奥深いことは、人体修煉を人類、物質、生命、及び宇宙全体の考察と直接結び付いているからである。陰陽五行、周易八掛、及びこれらによって生じた修煉文化は、中国5000年の文明を貫き、その中で述べた道理やこれによって派生した医学、建築学、兵法、武術や詩など全てに道徳の光が光り、天と人が一つになるという思想と修煉して昇華する因素を体現し、知恵と信服させえられる哲理に満ちている。これらの学説の本源は常人社会を越えるため、西洋人から見ると、中国文化は非常に神秘的である。多くの人は中国の武術や太極、座禅等の修煉に関する体を丈夫にする方法に非常に関心がある。
法輪功は1995年から世界各地に伝わり、速やかにヨーロッパや北アメリカ、南アメリカ、オーストラリア、アフリカに広がった。その原因はむろん私の推測できるものではないが、否定できないことは、法輪功が語っている法理は宇宙の各次元の神秘が全て含まれており、法輪功に対して僅かな理解だけがあれば、人類の太古の昔からのたくさんの迷いを十分に解釈でき、悠々な神秘的な歴代の中国文化を、たちまちに手で触れるように近く感じることができ、また澄みきったように底まで見えるように感じられる。
法輪功の創始者の李洪志先生は、1996年に『浅く善を説く』という題目の文章の中で「わたしの今日伝えた大法は東洋人に伝えるだけでなく,同時に西洋人にも伝えます、彼らの善良な人も済度されるべきだからです」と言われました。このように、法輪功の書籍は20種類以上の言葉に翻訳され、インターネット上で無料でダウンロードすることができる。西洋人、白人も黒人も含まれ、絶えまなく訪れ、道に入りて法を得る。アメリカの50以上の州、ほとんど全ての州に法輪功を修煉する人がおり、しかもこの集まりは拡大しつつある。ヒューストン市市長が1996年10月12日に、法輪功を表彰し奨励するとき「法輪功は文化と人種の限界を越えて宇宙の真理を地球の隅々に至るまで高く響かせ、更に東洋と西洋の差異の間に橋を架けました」と言いました。
国外では、特に7.20以降、さらに多くの外国人が、中国語で『転法輪』を読める日を望み、この天書の真諦をより良く味わえるために、今中国語を勉強することに努力している。世界各国からの800以上の表彰は、法輪功が唱える「真、善、忍」中国の美しい輝きを西洋人に示した証である。西洋人のある弟子が法輪功のために平和的に請願するため北京へ行く前にこのような声明をだした。「法輪大法はあなた達の中国大地から伝わってきた中華民族の博大で精深な美しい文化です。……私は最も深い敬意を持って中国の土地を踏み、あなた達のために真理を支持します。私はこの外族の容姿と清らかな心であなた達の中に存在している善良な心が呼び起こされるように希望しています。江沢民とその犯罪集団に追随して法輪功を迫害しないで下さい。これは本当にあなた達に悪いことです」
実は法輪功を誹謗し修煉者を残酷に迫害するものこそ本当の反華である。それは、直接に中華文化の精華を破壊するものであり、僅か七年の間に黙々と中華民族にたくさんの幸せをもたらした「真、善、忍」の道徳規準に対してである。法輪功に対するこの迫害は、中国人に政治運動で他人に損害を与えながら自分も損害を受けることをさらに増し、人々が法制を正しく理解することを相殺し、しかも嘘に騙された人民の手を利用して社会と家庭に恨みと差別の種を埋める。これらは根本から社会の安定の基礎を破壊するものではないか? 最も本質から中華民族に反対し、迫害しているのではないだろうか?
実は、人間として最も恐ろしいのは道徳の崩壊に過ぎない、それは更に人々が近い敵となり、社会の求心力が解体し、人たちがお互いに殺しあうことを意味しているからである。自然環境が空前に悪化し、干ばつ、水害、超高温と砂埃の嵐、このような極端な気候が頻繁に表れ、空気と土壌が激しく汚染され、水資源と森林資源が枯渇の瀬戸際になることは、中国を空前の激しい危機に直面させた。この全ての裏には深刻な道徳廃退の原因がある。
法輪功が提唱した「真、善、忍」は、人に名声と利益で争う社会で道徳の重要性を意識させた。このような感化力があることこそ、ただ口で伝えるだけで法輪功が一億人以上の民衆を惹きつけている所以である。法輪功の修煉原則は、人に嘘を言わない、汚職賄賂などを禁止し、殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さなく、事柄をするとき先ず他人の事を考え、平和で理性に、トラブルが出たら先ず自分にある原因を捜し、不平等な対処を受けても平和で、善意を持って真相を説明することなどなど…。このような人は殺人、放火事件や脅し、ごまかしもせず、利益のために環境を汚染することや他人に危害を及ぼすともせず、子孫後裔のために自然資源を保護し、魚を捕るために湖を渇かすことや狩猟のために森を燃やすこともしない。より多くの人がこのようにすれば、社会は更に安定で穏やかになり、人と人の間に誠意、謙虚で礼儀正しく、礼を尽くして譲る事が増えるだろう。こんなに良いものを迫害することは、中国の国際声望と政府の威望を酷く損害することである。新華社の辞典の言葉で言えば、それは”反華”ではないとは言えないだろうか。
真実の話を言うのが罪になり、真実を言う事を堅く信じる全ての人を刑務所、労働教養所や精神病院に投入して残虐な体刑で苦しめ、更に死ぬまで迫害し、密告する人に賞をあげる。法輪功の学習者を死ぬまで傷つけ殴る悪警官などは法律の制裁を受けないだけでなく、北京に行って賞金をもらい、全国各地で報告して彼らの邪悪な手段を広げる。強盗の手段で庶民に人の悪口をさせ、法輪功創始者の写真を駅に置き、罵らないと乗らせず、罵らなく写真を踏まないと法輪功の学習者だと疑われて拷問を受ける。平和的に政府に陳情する人を直接捕まえてパトカーにつれこみ、警察が殺人や放火事件を管理しなくても法輪功は捕まえなければいけないなど。このような例は挙げきれないほど多い。「真、善、忍」に対する弾圧は社会として嘘がのさばり、害毒が至るところにあり社会の道徳が急速に悪化し、エロや賭博、麻薬が氾濫し、賄賂が公然と行われ、暴力団があらゆるすきを狙う。江沢民が「真、善、忍」に対する弾圧を維持するために、国内で3千万人の従業者が失業し、一億人以上の農民が貧困の限界以下で暮らしているのにもかわらず、全社会に渡って、数限りない億のドルを使って自分と意気投合にする国に連絡する。国内では毎年数十億元を使って刑務所や洗脳班などをつくる。従来、中国の民風は今のように邪悪な集団に先導され、情況が日増しに悪化した事はなかった。実は法輪功に対する迫害は「真、善、忍」に対する徹底的な排除であり、反対するのは人類の道徳であり、損害するのは中国文化の伝播と世界人民の心にある中華民族の姿である。中国のことに関心を持ち、中国と密接な関係を持ち、中国社会が素晴らしく発展するように希望する全ての華人は、みんな今回の迫害の被害者である。