日本明慧

二名の日本人の法輪功学習者は北京大通りで公然と殴られ逮捕された


BBC5月26日の報道によると、中国当局は二名の日本人の法輪功学習者を強制的に国外退去の処分を下した。同行した日本の永住権をもつ中国国籍の女性、金子容子さんは依然として監禁されたままとなっている。今回の事件の当事者である堀江葉子さんによると、三人は北京当局の法輪功への弾圧に抗議するために天安門広場で法輪功の旗を広げようとしていたが、広場に行く途中で歩行者に法輪功の真相ビラを配ったときに中国公安に気付かれた。三人は何の準備もない状況で、突然後ろから髪を掴まれ、殴られて倒れたという。

翌日に、二人の日本国籍の女性、堀江葉子さんと阿部安優美さんは一緒に強制的に日本に送還された。金子容子さんは依然監禁されたままとなっている。金子容子のハルビンに在住している母親によると、金曜日の夜に公安から電話がかかり、金子容子は行方不明になったと告げられた。

法輪功の東京のスポークスマンは「1999年7月以来、外国と中国の法輪功学習者はしばしば天安門広場で法輪功のために抗議活動を行っている。外国人はいつも国外退去の処分を受ける。一方、中国籍であれば不法監禁され、虐待されることになる。今回の事件で金子容子さんは中国籍であるため監禁されたままである。」と懸念を示した。

日本大使館は現在当事件を調べており、現段階では詳細な情報は提供されていない。