日本明慧

天が普くともに慶ぶときまた逢いましょう—大使館の前で請願での一幕


2002年5月31日

[明慧ネット] 師父は、『北米での巡回説法』でこのように言われました。「領事館の人が皆外に出て、法輪功を学びにきたら、中国のあの邪悪な政治の首魁にとって、あまりに恐ろしいことです。ですから、邪悪な生命は一生懸命に領事館の人を制御し、邪悪が行った全てを守っています。それにしても、もう守ることができません」。 師父はまた言われました。「一部の地区の領事館の職員は既に外に出て、私たちの学習者と接触し始めました。こっそりと資料を取った人もいれば、「良くやった」とひそかに言ってくれた人もいました」。最近、私が領事館の前での請願したことによって、師父が語られた法を私は更に深く理解することができました。

2001年3月1日の朝、私はいつもと同じように中国大使館の前にいって、旗を広げ、煉功し、正念を発しました。10時頃、大使館の車二台が近くにある小さなホテルの前に止まり、中国代表団の人と大使館の職員七、八人がホテルから荷物を運んで来て車に載せていました。

私は近くに行って、「あなた達は中国に帰りますか? 道中ご無事に行ってください!」と声をかけました。彼らはそれを聞いて喜んで、嬉しくて私と話をしました。私は「法輪大法、真、善、忍」と書いている旗を指しながら、「私は法輪功の学習者ですが、私達はここで二年間平和的に請願をして来ました……」と言いました。しかし、「法輪功」と聞いた途端に彼らはすぐ緊張してきて、ぴんと張ったような顔で「聞かない、聞かない」と言い出して、しかも、大使館の人は大きな声で「退け、退け、邪魔するな……」と叫びんで、彼の振った手は私の鼻にぶつかるところでした。

しかし、私は微笑んで、一歩を下がって、「気をつけて下さい。私を殴るとある国の法律を犯すことになりますよ。実は、私が皆さんにずっと知ってほしいのは、私達は江沢民のごろつき集団が法輪功を迫害することに対してだけです。大使館の皆さんに対してではありません。あなた達はみんな私の同胞です」。

雰囲気は急に穏やかになり,人々の顔には軽い微笑みが再び現れました。大使館の若い一人はにやにやしながら、「あの江沢民もあなたの同胞でしょう」と言いました。私は厳正に「彼(江XXを指す)は私の同胞を殺しています。弾圧してから二年間、彼に虐待されて死亡した大法弟子は1600人を越えます。70才以上の老人から、数ヶ月しかない赤ちゃんまで—山東の王麗宣は捕まえられて北京の団河労働教養所に入れられて、彼女を脅迫して大法修煉を止めさせるために、悪警官は彼女の8ヶ月未満の息子の両足に手錠をかけて頭を下向きにしてかけました。皆さん、あなた達も妻と子供がいるでしょう、自分が生んだ子供です。人の心はみんな肉で出来ているでしょう、相手の身になって我が心を自省して見ましょう、法輪功の学習者が煉功するのはただ健康な体を得るためで、「真、善、忍」を修煉するのも好い人間になるためです。どうしてこのような残酷な迫害を受けなければいけないのですか? 天理はどこにあるのですか?」と話しました。みんなは黙り、ひそひそと頭を下げ、一人の女性はひそかに顔を隠しました。

そして、私は国内での迫害から大法が海外で広く伝えていることまで、西洋人修煉者達がつぎつぎと天安門に行き、各国政府及び各界人士が大法に与えた表彰と奨励から、邪悪な政権が法輪功に無実な罪に落として迫害することを披露するまで、焼身自殺の真相を教え、国連での記録など、インターネットでの「悪人掲示」、善悪は報いがある天理を教え、周永康、趙士飛が法廷に被告されたことを教えました。私は心をこめて告げていました—それは師父が与えてくださった慈悲な心です、法輪功の真相を私の同胞に教え、全世界の善良な人々に教え、幾層もの宇宙の蕓蕓たる衆生に教えました。

彼らが荷物を積み終わり、各自が座席に座って、その時、後ろの座席に座ったあの女性は座席から立って、前の座席に捕まって車から頭を出して、「頑張って煉功してください!」と言ってくれました。最後は、大使館の職員一人も、運転手の右の座席に座って、頭を振り返って、「私達は出発するから、功成円満をお祈ります」と言いました。私は手を振りながら、「法輪大法が好いと覚えてください! 真善忍は宇宙真理です。国に帰って人々に教えてください! あなたが海外で法輪功を出会ったということを。さようなら!」と。

彼らは去りました。私は、暫くして真相が明らかになるとき、天が普くともに慶び人々の群れの中であなた達と会えるようにと心の中で祈りました。