日本明慧

一層また一層牢屋の錠を通って、受刑人の心の錠を開く


2002年6月17日

【明慧网】「牢屋」——多くの人は考える勇気がなく、行きたくない所だ。世人に真相を伝えるため、慈悲の心で衆生を救い済度する正念を抱き、どんな辺ぴな所、どんな不便な所へも赴き、大法の足跡を残すことができる。救い済度すべき生命は、どこでも漏れることのないようにしなければならない。5月6日〜6月5日、台湾の彰化地域の学員は、善心を以って彰化刑務所という、ほとんど人に忘れた所で、毎日受刑人と一緒に師父の説法テープを見、《転法輪》を読み、5式の功法を学んだ。

心得交流で典獄長は“我々はいままでキリスト教あるいは佛教の団体を招いて、教化の仕事に協力していただきました。しかし、我々は今回、こんなに多くの人が来るのを見たことはありません。そして、毎回こんなにも多くの人に来ていただき、私は感動しました。その背後にきっと偉大な力があり、貴方達を支えているのでしょう。受刑人が勉強し煉功に励むだけではなく、私も練習しました”と話してくれました。こうして、典獄長も大法弟子になりました。



辛課長は“貴方達の台中拘置所で行なった弘法活動を見て、私は皆さんに、彰化牢屋でも弘法してほしいと思うようになりました。今では受刑人が勉強しているだけでなく、もっと多くの職員も勉強しにやって来ています。本を読み、法を勉強し、煉功するきまった時間も持つようになりました。刑務所全体の雰囲気がすべて変わりました。”と言いました。

ある学員は:“私達が彼らを引率して《転法輪》を読むとき、一日目、多くの受刑人はまだ法輪功が何なのか知りませんでした。しかし、三、四日たつと《法輪功》を読み終わった人さえいました。その期間に、一緒に絶えず法を読み、そして煉功してきたある受刑人は台中、澎湖のどこに煉功の場所がありますかと聞きました。彼は親類、友達に法輪功を紹介したいからです。そして、刑務所を出たら、自分もすぐ法輪功を修煉したいといったのです”という話しを教えてくれました。

隔離され、閉じ込まれた受刑人が大法を勉強するのを見て、思わず心から師父の慈悲——如何なるときでも、修煉することの可能性を持つ修煉者を落とさない—に対して感謝しました。彼らが本当に修煉の道に入り、返本帰真でき、修煉していない人でも牢屋を出てから、良い人になっていることを願っています。

今度の弘法がとても良い効果をもたらしたので、典獄長は、より多くの縁のある受刑人が法を得られるよう、6月末にもう一度同様の活動を行いたいと、私達を誘いました。

初めての日、彰化刑務所の玄関に着いた時の自分の様子を振り返ってみると、その時心は落ち着かなかったのです。しかし、一つ、一つの鉄の扉を通って受刑人に向かった時、私達の心も一層一層の錠を突破し、絶えず拡大していくようであった・・・・・・

大法はやっと受刑人の心の錠を開けたのです。