日本明慧

米国会議員シャロッド・ブラウン氏:邪悪を暴き出すための努力の重要性について


2002年7月28日

【明慧ネット】2002年7月23日、米国の国会議員シャロッド・ブラウン氏が、7月20日の3周年による、首都ワシントンにおける法輪功の集いで、以下の内容の演説をした。

親愛なる皆様:

参加者の方々に対し、祝辞を述べたいと存じます。中国政府(江沢民政権団:以下省略)の法輪功に対する迫害を暴きだすための皆さんの努力は非常に重要です。

中国政府は、我々の台湾に対する政策を非難していると共に、一億人の法輪功学習者を迫害し続けています。1999年から、法輪功学習者は絶えず活動を続け、中国政府の宗教、言論、集会自由に対する侵害について、抗議を示しています。しかし、中国政府は、国民の権利と意見を柳に風と聞き流すばかりです。

過去の3年間、我々は中国の指導者らが法輪功を取り締まり、残虐に弾圧していることを目の当たりにしてきました。しかし、法輪功学習者たちがたゆまずに非暴力かつ不協力の運動を行っています。5万人以上の法輪功学習者が不法に監禁され、少なくとも1万人以上の人が、裁判を受けることなく強制労働矯正所に入れられ、100人以上の学習者が刑務所で警察の虐待の下に死亡しました(翻訳者注釈:400人以上といわれている)。しかし、中国警察において、法輪功の抗議で負傷した人は一人もいませんでした。

法輪功学習者の遭遇は、宗教における自由を信仰している全てのアメリカ人は、義憤をかきたてるべきです。不幸なことに、法輪功学習者の人権を侵害するのを含めて、中国政府が、人権を踏みにじることは、もうかなり長い時間が経ちました。国会の2000年の人権レポートで中華人民共和国が、宗教におけるリーダーを攻撃し続けていることの記録があります。カソリック、イスラム教と法輪功が皆、中国宗教迫害の標的になっています。

中国の人権記録は年々悪化しています。最近の国会における報告では、中国が言論、信仰と結社の自由を弾圧していることが記録により確認されました。過去10年間で、中国における個人の自由に対する許容度が非常に悪化しました。ところが、我々の対応といえば、輸出額を増加させ、正常な貿易関係を延長しました。我々はもっと多くの行動を起こし、人権侵害を止めるよう、中華人民共和国に呼び掛けなければなりません。彼らに対してそのように、我々が要求しなければなりません。

今日の集いを祝うと共に、皆様の好運をお祈りします。

国会議員
シャロッド・ブラウン
2002年7月23日