日本明慧

[佐渡が島]からの願い届く
    奈良「金子容子さん救出」署名キャンペーン
 =奈良テレビ放映=


8月24/25日の両日、9時半から5時まで近鉄奈良駅前で、私たちは佐渡島在住の「金子容子さん救出」の願いを、奈良の人々に届ける署名キャンペーンを実施しました。

今年5月24日中国北京で「法輪功」のチラシを配布中、不当に拘束され、6月24日裁判もなしに1年6ヶ月の労働矯正の判決が下され、拷問の危険に遭遇している「金子容子さん」を救出するため、全国で署名活動が行われています。

初日は曇り空から晴れ渡り、私たちの活動を予祝するかのように、「佐渡島」の横断幕が翻りはじめました。はためく文字が、天の鼓動に吸い取られてゆくように、浮かび上がっています。「佐渡島からのお願い・金子容子さんの救出を!佐渡島羽茂町議員の会」と書かれた文字が、道行く人に訴えかけています。
これは日本の街頭で初めて掲げられた旗です。「佐渡島の願い」が日本の津々浦々まで発信され、受け止められていくことになるでしょう。

10時をまわった頃、奈良テレビの取材班があらわれました。予定どおり私たちは、奈良キャンペーンに臨む意思表示をあいさつ文に託して、古都の空に送り届けました。それは確かなものとして受け止められたのです。
日本の一地方「佐渡島の願い」を日本のテレビ局がはじめて、真正面から受止めた瞬間でした。署名活動の様子はつぶさに、その日の午後10時15分からの奈良テレビ報道ニュースで、放映されました。

21世紀は、日本の地方の発信を地方が受け止めてゆくリレーションの連鎖によって、「知の方位」が確定されてゆく時代になってゆくことでしょう。

今回の奈良テレビが取り上げた「金子容子さん救出へキャンペーン」の報道ニュースは、地方の発信を地方が受け止めてゆく、ひとつの姿を示すものでした。

日本最大の島である佐渡島は、日本列「島」の縮図であり、今回発信された「金子容子さん」早期救出の願いが、日本列島の願いになる日は近いという確信と手ごたえを得ました。

=鳩山由紀夫民主党代表と署名との出会い=
国会議員・県市会議員を含め4千名以上の署名集まる

24日の1時に、鳩山由紀夫・民主党代表が遊説に奈良駅前に立ち寄り、「佐渡島の願い」を聞き届けて下さるよう、署名をお願いしたところお忙しい中、快くお応え下さいました。他に地元出身の国会議員の方並びにその場で出会った県・市会議員の方々にも、わざわざご署名頂くことができました。人道的見地に立った救出活動への理解と広がりが、真正面から受け止められていることの表れです。両日を通じ、4千名以上に上る老若男女の方々の署名を得ました。

私たちは国境をこえる「人道的立場」に立ち、地元「佐渡島」の活動と結びつき、日本の市民のサポートを得ながら、この署名活動を全国で展開しています。

これから署名キャンペーンでお伺いする日本の都道府県の関係する人たちにお願いしたい。この「佐渡島からの願い」を聞き届け、道行く町の人びとに送り届けて下さるようお願いしたいのです。

そしてこの願いが綾なすように結実し、日本列島の総意に基づく「日本の主権」が発動し、金子容子さん救出へ早期解決に向かうなら、おのずと日本の自由と民主主義のひとつのあり方を国際社会に向けて、明瞭に認知させることになるでしょう。

「金子容子さん」救出活動を通じて私たちが実現したい願いは、国際社会における日本の国の本当の目覚めなのです。

金子容子さん救出」の署名を呼びかけるポスター 「佐渡島からのお願い・金子容子さんの救出を!羽茂町議員の会」と書かれた横断幕が翻る 「鳩山由紀夫・民主党代表」が署名し、救出活動に応えた
署名に応じる道行く「奈良の人々」(その二) 署名に応じる道行く「奈良の人々」(その一) 全国に先駆けて署名活動を伝える「奈良テレビ報道ニュース」