日本明慧

中央社:法輪功学習者「ブッシュ大統領が江沢民氏との会談の際に人権問題に言及するよう求める」

【明慧ネット】中央社記者、陳盈盈9月7日オースティンからの報道によると、法輪功学習者の王暁丹さんは今日、テキサス州議会のビル前にて記者会見を開き、中国当局(江沢民集団)に法輪功学習者への迫害を停止するよう要求した。それと同時に、各界に向けて、まだ中国に監禁されている父親の王志文さんの救援を呼びかけた。また、彼女はアメリカのブッシュ大統領に公開書簡を提出し、十月に行われる予定の江沢民氏との会談の際に、人権問題に言及するよう発表した。

中国共産党のトップである江沢民氏は十月に米国を訪問する予定であり、その際、テキサスにあるブッシュ大統領のクローフ牧場を訪問するという。現在、各地の法輪功学習者らが一系列の抗議活動を計画している。王暁丹さんは今日、テキサス州都のオースティン市の議会ビル前で、現在ブッシュ大統領はテロ対策を行なっているが、数百万の中国人が国家テロの迫害にあっていることを忘れてはならないと呼びかけた。

王暁丹さんは現在、各界に援助を求め、中国に帰国時に監禁された父親の王志文さんとの面会を要請している。彼女の父親は現在、労働教養所に移され、得られる情報も日々少なくなっている。4年近くも父親に会うこともできず連絡も取れない。非常に心配である。

王暁丹さんはテキサス大学工学部の大学生である。彼女の話では、彼女の父親は三年前に突然中国当局に逮捕されたそうである。その3ヶ月後中国側は罪名を公表したが、王志文さんが北京での重要な連絡員であるというそれだけの理由で16年の有期懲役を言い渡された。

王暁丹さんの父親が逮捕されて5ヶ月後に初めて彼女は法廷で父親に会った。ひどく拷問された様子で、顔が腫れあがり、疲れている表情で、白髪が増えて灰色となり、十歳以上も老けたように見えた。しかし、彼女の父親は法輪功の信念である“真善忍”を今なお堅く信じている。彼女は父親を誇りに思っている。

王暁丹さんは今日の発表の中で、家族が以前から中国共産党に迫害されている件を強調した。彼女の母方の父が文化大革命中に殴られ死に至った。また、父方の父も文化大革命で監獄に入れられ、その後も法輪功を修煉したために中国共産党に弾圧され、去年この世を去った。王暁丹さんは各界の協力を求め、中国共産党の法輪功学習者への迫害を停止するよう呼びかけた。また、幼い子供を持つ法輪功学習者が迫害のために死んでしまうことは望ましくないことであると述べた。