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馬三家収容所における法輪功学習者の法を正す物語

【明慧ネット】

その一:師を固く信じ、法を守り、邪悪を震え上がらせる

遼寧省馬三家収容所、龍山収容所、扶順留置所で、今でも非合法に数千名の女性法輪功学習者が拘禁されている。このうち、最年長は70歳あまりで、拘禁されている人数が多すぎるため、新たに増築した馬三家女性第二留置所でも、ベッド数が不足しており、今の情況は二つのベッドをつなぎあわせて4人が横に寝ているという。顔を洗う時間は4分間、洗濯(週に一回)も20分間と限定されている。

それ以前は、法輪功学習者が馬三家収容所に送り込まれると、四六時中地面にしゃがむことを余儀なくさせられていた。確固と動揺しない法輪功学習者に対して、警官がそこの受刑者、或いは大法の反逆者に指示して迫害を加えさせていた。例えば馬歩(半ばしゃがみ)をさせ、或いは完全にしゃがませ、手錠をかけながら地面に押えつけ、或いは警官自らが、警察用の棒で殴り、電撃棒で電撃し、手錠をかけて吊るし上げ、トイレへ行くことも禁止したなどであった。その中で、ある学習者はあまりにも酷い虐待を受け、精神に異常が起こり精神病院に送り込まれた。しかし費用のない学習者は、強引にみ動きも取れないほどの部屋に拘禁され、さらに医師から毎日のように「鎮静剤」という精神を破壊する薬を注射された。

現在、拉致された学習者は、馬三家に入れられると、警官と反逆者とが相まって結成した「攻撃隊」と呼ぶものが、学習者を数人で囲み、でっち上げを聞かせ、恐喝し、また肉親の情で誘惑する。それだけに止まらず、警官が学習者に対して「挟包」(二人が一人について少しも離れずに監視)という方法をとり、学習者が食事をするにしても、顔を洗うにしても、トイレへ行くにしても、すべての動きは二人によって監視される。朝5時半に起きてから夜11時に就寝するまで、学習者は何時でもどこでも試練を受けている。この監視は短くとも数日、長ければ1、2ヶ月にもわたる。言うまでもなく正念を強く持たなければ、修煉の基礎を堅固に打ち立てなければ、この難関はなかなか乗り越えられ難いものとなるだろう。馬三家は「魔道、邪心は世を乱す」(《哄吟、華山寺を遊覧する》)と言われているように、いかなる時でも師、そして法を固く信じることができれば、その難を乗り越えることは苦ではない。

いかなる難も乗り越えられてきた学習者は、逆境にいながらも、彼らは強大な正念を持ちながら邪悪を拒んでおり、その「三十条」を拒絶し、邪悪によるラジオの反面宣伝を拒むなどして、実際の行動をもって、法を守り邪悪を震え上がらせ、そして世の人々を救い済度している。

それにひきかえ、収容所において、(袁淑珍、劉麗光、李光等のような)、悪人を助ける「ユダ」よりも悪質な者は、まだ悔悟をしなければ、なんと哀れで、なんと悲しい結果になることであろう!


その二:法輪功学習者は正念を持って邪悪を根絶することにより、「歓送コンサート」を失敗させた

2002年6月の初め、馬三家女性第二収容所の某分所は、洗脳再教育を受け、刑期を繰り上げて釈放された何人もの人のために、歓送コンサートを行なった。

この何人もの洗脳された人は、皆執着心に唆されて邪な悟りをしてしまったものである。彼らは、更にいわゆる「攻撃隊」に合流し、悪人を助けて悪事を犯してしまった。また彼らは、「洗脳」され再育成訓練を受け、いわゆる「はっきり説明する」というような理屈を用いて、師と大法を誹謗し、大法弟子を裏切った。更に「出所後教育」という再育成訓練を受け、何度も「永遠に再び修煉しない」と声明した人たちである。彼らは、歌で「宣誓」をし、「立場」を表明する。更に歌で邪悪の提灯を持つ。他のある邪な者も、彼らのことを応援した。収容所は心を修め善に向かって修煉する人を哀れで悲しい裏切った人とした。これは精神を強姦し魂を隠滅することに他ならない。

師父のおっしゃった「大法弟子の正念は威力があるものである」と肝に銘じた真の弟子が、この「歓送コンサート」を利用して、その場で近距離で正念を発して邪悪を根絶する決意をし、邪悪の蔓延する勢いを消すことにした。大法弟子が心の中で、師による法を正す口訣を暗誦し、純粋で清らかな正念を発し、彼らによる邪悪な歌がなくなるまで、正念を発し続けた。

すると、奇跡が現れた。その反逆者らは、合唱にしろ、二重唱にしろ、息があっても力が全くないようになった。或いは途中で途切れてしまったこともあった。ある独唱者は一つの歌で二回も止まり、ようやく最期まで歌い終わった。やむを得ずに彼は会場で、「大変失礼しました。最近私の喉の調子が悪くて、少しでも歌うと息が切れてしまいそうになり、本当にすいませんでした」と皆に謝った。この話を聞いた私は、心の中でいっそう分かるようになり、これは法を正す口訣が邪悪な要素を取り除き、大法弟子による正念が作用をした結果である。それ以来、我々はよりいっそうしっかり師についていき、正念を持って邪悪を根絶し、世の人々を救い済度する決意を固めた。