日本明慧

米国の64名の衆議院議員が連名で、江氏との会談において法輪功問題を採り上げるよう、ブッシュ大統領に促す

法輪大法インフォセンターの情報によると、10月17日、アメリカ国会の64名の衆議院議員が、連名でブッシュ大統領に手紙を送り、来週行われる米中会談の際、中国の江氏集団による法輪功に対する迫害問題を採り上げるよう促した。 

書簡は次のように指摘する:江氏は自由のために努力している中国の人々に徹底的に反対している。中国国内において、江沢民政府はテロリズム反対を理由に、法輪功などの精神的組織への迫害を激化させており、江氏の法輪功に対する迫害はすでに詳しく記録に留められている。

書簡は大統領に対して次のように指摘している。アメリカの衆議院は最近188号決議を全会一致で可決し、中国で起こっている悲惨かつ非人道的な迫害を厳しく非難した。しかし不幸なことに、中国だけでなく海外においても、今なお迫害が激化しており、中国政府は法輪功の平和原則と非暴力活動に同意する人々に向けて憎しみを送り出している。

書簡は、大統領がかつて中国政府に対して、「法輪功に対する残酷な迫害には全く正当な理由がない」と強調したことを賞賛し、併せて人権を擁護するというアメリカの一貫した立場を表明し、言論の自由と権利を失った中国人民のために直言し、今回の会談の機会を利用して、中国江氏集団の法輪功に対する迫害問題を採り上げるよう、大統領に促した。


書簡の全文の翻訳は次の通り:

アメリカ国会
Washington、DC 20515
2002年10月17日

尊敬する大統領閣下:

今月末、閣下はテキサス州クロフード農場で、中国の国家主席江沢民氏と会見することになっていますが、私たちは特にこのことに関してこの手紙を書きました。私たちは、閣下がこの機会を利用して、中国(江氏集団)の法輪功に対する残虐な迫害について採り上げてくださるよう要請いたします。

私たちは、閣下が中国の主席と協力して両国の平和と繁栄を推し進めようと強く望んでいるということは分かっています。しかし、中国当局がいまだ自国公民に対してテロ政策を実行し、言論、集会と個人の信仰の自由等の権利を憚ることなく踏みにじり続けるのであれば、閣下の望みは実現しがたいと考えております。

私たちの知るところによれば、江氏は自由のために努力している中国の人々に徹底的に反対しており、中国国内において、江沢民政府はテロリズム反対を理由に、法輪功などの精神的組織への迫害を激化させています。また、これと同時に、完全なテロ組織並びにイランや北朝鮮のようなならず者国家を支持し続けておりますし、江氏の法輪功に対する迫害はすでに詳しく記録に留められています。国務院は、2001年の人権報告で次のように指摘しています:

「2年余りにわたる厳しい弾圧とメディアによるデマの宣伝、激しい殴打、監禁によって、何千何万もの法輪功学習者が労働教養所あるいは刑務所に投獄され、その大部分は法律に基づく訴訟手続を経ていない。様々なルートの報道によれば、すでに200名余りの法輪功学習者が監禁中に残虐な体刑あるいは虐待によって死亡した。」

現時点で、少なくとも455名の無実の人々が、虐待によって死に至らしめられたと推計されています。過去3年間で、何千何万もの人々が逮捕され、拘留センターや労働教養所、精神病院に強制収容され、洗脳と肉体的虐待が行われてきました。大統領閣下もご存知の通り、中国で迫害を受けているのは法輪功学習者だけではなく、おそらく、キリスト教徒、イスラム教徒、チベット人、労働組合のリーダー、民主人士等、自らの人としての基本的な権利を擁護しようとする全ての個人あるいは団体が迫害を受けています。

アメリカの衆議院は最近、188号決議を全会一致で可決し、中国で起こっている悲惨かつ非人道的な迫害を厳しく非難しました。しかし不幸なことに、中国だけでなく海外においても、今なお迫害が激化しており、中国政府は法輪功の平和原則と非暴力活動に同意する人々に向けて憎しみを送り出しています。

我が国の最も強大な力は、我々の自由に対する不撓不屈の擁護に源を発しています。我々は、閣下が人権を擁護するというアメリカの一貫した立場を表明し、言論の自由と権利を失った中国人民のために直言してくださるよう促すと同時に、閣下がかつて中国政府に対して、「法輪功に対する残虐な迫害には全く正当な理由がない」と強調されたことを賞賛します。併せて、我々は、閣下が今秋行われる江氏との会談の際、人権問題を採り上げてくださるよう、強く要望いたします。特に、閣下が国会を模範とし、中国(江氏集団)の法輪功学習者に対する憚るところのない迫害を強く非難してくださるよう、懇請いたします。