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“この弾圧を阻止することで、自分の力を発揮できる機会を頂きとても光栄である”

【明慧ネット】】2002年10月10日午後、カナダ国民の長期に渡る支持と、中国に監禁されていた5名の法輪功学習者の救出に成功したことに対し、カナダの法輪功学習者はオタワの国会内にて、感謝の意を込めた昼食会を開催した。

9・11テロ事件以来、国会内の施設が、民間団体への使用が許可された初のケースとなった。5つの政党30数名の国会議員およびその秘書や弁護士、民間団体の代表、区の組合員などが、昼食会に参加した。国会議員のリビィ・デイビス氏、スコット・レイド氏、ダイ・ニノ氏、アムネスティ・インターナショナル・カナダの秘書長アレックス・ニーブ氏らがスピーチを行った。法輪功学習者らは、中国における迫害の現状を説明した。出席者らは、法輪功学習者が迫害に対しても平和的かつ理性的なことに敬意を示すと共に、江沢民政権の法輪功に対する迫害の加速に憤りを示した。また、今までの成果に励まされ、迫害が終わるまで救出への対応を強化すべきとした。

国会議員のリビ・デビス氏はその発言の中で“法輪功学習者の方々は我々の支持に感謝されている、しかし、わたしが申し上げたいのは、カナダや中国の法輪功学習者の方々の非凡な勇気や力が、我々を感動させた。我々は、この民主化されたカナダで、手にしている権利により、中国で迫害を受けている法輪功学習者のために戦わねばならない。今まで通り、国会にいる同士と共に皆さん方を支持し続ける。この弾圧を阻止することで、自分の力を発揮できる機会を頂きとても光栄である。”と言った。
 
同じく国会議員のスコット・レード氏は“国民が働きかけることで、救援された法輪功学習者の方々を拝見すると、我が国が近い将来国家の一員として歓迎すれならば、道徳や勇気の模範となられ、さらに、真・善・忍により、必ずや社会に善行をもたらすことであろうことが、わたしに自身と力を与えてくれた。”と発言した。
 
アムネスティ・インターナショナル・カナダの秘書長であるアレックス・ニーブ氏は“何立志さんは、良心を売らないという事を堅持したため監禁されており、無条件に釈放されるべきである。二週間後に、ジャン・クレティエン首相は、APEC会議において中国国家主席と会うことになろう。その際、首相は中国の人権および法輪功問題、何立志氏事件に対する、有効かつ正面を見据えた回答を促さなければならない。”と述べた。
 
参議員のダイ・ニノ氏は、法輪功に感心し支持する人が、徐々に増えていることは喜ばしいとし、“わたしを感動させたのは、この人々は、こんなにも勇敢であり、武力で国家を統治している江沢民政権に直面しながらも、絶えず闘ってきたのだ。”
 
学習者の張麗さんは、親族が国内で迫害されている学習者を代表し発言した。出席の方々が多年に渡り尽力されてきたことに感謝し、また、出席の方々の呼びかけにより、親族の国内における環境が、改善されていることを伝えた。
 
今回の昼食会には、5つの主要な党派の代表者がそれぞれ出席した。会食の間、国会議員らは、力を合わせ国会の中で呼びかけ続け、より有効に支持する旨を学習者たちに伝えた。
 
会場のスタッフも学習者に対し敬意を表し、平和的かつ高尚な団体であり、サービスできることを喜ばしく思っていると述べた。
 
多くの代表者が会食終了後には、放光明テレビ局のインタービューに応じていた。