日本明慧

正法を修煉する二、三事

【明慧ネット】
1. 私は煉功したい

99年9月、北京への陳情から帰った後のことだ。会社と町内会が相まって、私に対して思想の再教育を行った。しかも、毎日のように監視されている。

ある日、私は次のように彼らに説得されていた。

「法輪功をやめないなら、党から除名されるに決まっている。貴方は党歴が長い先輩で、また模範人物でもある。この政治の関係にかかわる重大なことは、よく考えたほうがいい。除名されたら、勿体無い、また悪い結果をもたらすに決まっている」と。

「重要でも何でもないことだ」と、私はただ一笑して答えてしまった。

99年12月の月末、町内会、「610」組織、あわせて5、6人が家に来た。

問:「いったい、煉功と党籍はどっちほしい?」

答:「煉功をやめることはできない。」

問:「李洪志はいったいどんな人物なのか?」

答:「李洪志先生は一般な人ではなく、人を済度に御出でになった方です。」

それから、彼らは「そうすると離党届を出さなければならない」と強要した。

「それは簡単で、一言書いただけで済ませることです」と私は言った。また「法輪功は私たちに宇宙の特性である真・善・忍に基づいて、いい人になれることを教えるもので、私のような年を取った人でも、それで心身ともに健康になったし、また、もっといい人になれた。そして返本帰真しています。それに対してXX党は何もできないではないか。」と言った。

2. 政府に反しない

江氏ごろつき政治集団の手先らは仕方がないと思ったため、私を党から除名したばかりではなく、2000年のある日、私を自宅から拉致した。そこで、次の言葉のやり取りをした。

問:「何か活動をしているの?」

答:「もし、人間は活動によって体を動かさないと死んでしまうでしょう?」

問:「XX党に反する意図があるか。」

答:「我々は政府にも反対しなければ、党にも反対しない。しかし、まさに江沢民は自ら党の基礎を動揺させているのだ。党規約では、共産党は労働者階級を指導者とし、労農同盟を基礎と規定されているが、しかし現在、大量の企業が倒産され、従業者が勤務から強制に離れさせ、職業を失っているだけではなく、農民たちも各種の税金で苦しんでいる。やむをえず都市に入って職業を探したり、あるいは商売せざるを得なくなったりしている;一方、いい人になるのを目指す人までも、党から除名されるに至った。また至る所、汚職と腐敗ばかりです。これこそは、江沢民は公然と共産党を瓦解させているではないでしょうか」。

3. 争いはしない

世の人々を救うため、チラシを配布したが、結局、洗脳クラスに拉致され、一ヶ月にわたって監禁された。そこで次のような言葉を交わした。

問:「何のため、また入ってきたのか?」

質問に応じずに、自分の意見を述べた。

答:「実は、我々は皆、分かっているはずです。XX党は階層闘争に長けている。今日はこれ、明日はあれを闘争しているが、その時期を過ぎたらまたやられた人の名誉を回復させる。このように何十年にわたる闘争をしてきたのだから、人々はその闘争で苦しんでいる。今は、我々は、真・善・忍の要求に従って、いい人になるのを目指しており、善を持って人に接し、政治に参与しないのだ」。

結局、最後は警官が「もういい、貴方に負けた。話をやめよう。」

洗脳クラスから帰宅後まもなく、法輪功の真相チラシを配布したため、再び拉致されてしまった。しかし、そこの所長、および警察は和やかに話をしてくれた。このことから、彼らの「根基」がかなり良いだろうと思う。そこで、このように述べた。

「今、世の中にいる人はみな原因があって生まれたのだ。」と言った。

すると、彼らは「貴方たちの先生はどんな原因があって世に降りたのか?」と聞いた。

「我々の先生は法を正し、衆生を済度されるために御出でになったのです。」と私は答えた。

彼らは静かに聞いていた。その日の夜、私はすぐ釈放された。今回は是と非をはっきり弁別することができる警官に会った。わたしは、ほんとうに彼らのためにうれしく思っている。

上には政策があり、下にはそれに応じて対策もある。実は公安局の中には、一部の「根基」の優れた警官も、法輪大法の本を読んで法を得ている。彼らにも、法輪功の人はみないい人とわかっているのだ。

4. 戸籍管理警察への手紙

戸籍管理係りXX 殿

お疲れ様です。

方々から、僕の行方を追っていると分かっているが、しかし、その苦労は無駄です。また、こちらから貴方たちに合わせることはしないだろう。貴方たちが江XXに追従しないほうがいいと、僕は望んでいる。人間が神と戦っては負けるに決まっている。江XX政権の期間は既に、十数年に及んだとはいえ、国家、及び国民に対して成績が挙げられなかったにもかかわらず、その権力を乱用して捏造し、罪を着せ、無実で法輪功を中傷している。これは大間違いだ。法輪功は国家、国民に百利あり一害もなし、これも何千万もの人に、実践を通じて証明されていることだ。歴史の車輪は間違いなく、車を拒む蟷螂を引き砕くことになり、邪悪は最終的に自ら滅亡を招くことにもなる。賢明な人は、江XXに従い、死の付き合いをしないように。

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ここまでに書いてきては、訳の分からない涙を流している。ある人々(自分の親戚の人を含める)は、大法の真相を知っているにもかかわらず、彼らはかえってこのように言う。「江XXは権力を握っているし、しかも老後の生活費をもくれ、職の問題も解決してくれるから、彼に従わないわけには行かない。」と。これを聞いた私は泣くに泣けず笑うに笑えない。江XX本人でさえ国民の税金によって養われ、国庫の金をみだりに使いっぱなしにするのみで、国民の死活などを構っているものか。国民から与えられた権力を自己所有にするだけだ。

今現在、いよいよ聖人が言った「人が治めなければ、天が治める」という時になるだろう!