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ドイツベルリン新聞:[江氏集団]が残酷な刑罰で法輪功を処分(一部抜粋)

【明慧ネット】ドイツベルリン新聞の報道によると、先週一人の法輪功学習者が死刑判決とされた(迫害によって死に至った)。アムネスティー・インターナショナルの2001年度の報告では、法輪功が禁じられてから少なくとも93名の学習者が留置場にて死亡したという。その中の一部の絶食者は無理やり食べ物を与えられ、死亡したという。しかし、最もよく見られる死亡原因は残酷な刑罰によるものだ。

30歳の大学生である趙明さんは、ベルリン新聞の週刊のインタビューに応じて自分の遭遇を語ってくれた。趙さんはアイルランドのダブリンでコンピューターの勉強をしており、1999年クリスマスに一時帰国し、両親のいる実家に戻るときに逮捕された。いくつもの労働矯正所で22ヶ月を過ごし、最後にアイルランド政府、学生組織やアムネスティー・インターナショナルの助けにより2002年3月、再び自由を手に入れた。その後もアイルランドにて学業を続けている。

記者:あなたは西洋の国が中国の人権に対し努力したと思いますか?

趙さん:確かに多くの政府が中国の人権を維持することに力を入れていると言っています。しかし、貿易などの関係で多くの国にとっては非常に重要だとされています。ですから、私はそのような表現でどのくらい実現できたのか、実際は分かりません。

記者:法輪功のメンバーどのくらいいるのでしょうか?

趙さん:われわれは自分たちのことを“メンバー”や“信者”などと言いません。煉功に興味ある人は、煉功しに行きますし、もし興味がなければ、強制もしません。われわれは自らを“修煉者”と呼んでいます。教会などのような組織はまったくありませんし、具体的な数字もあげられません。

記者:どのくらいの修煉者が拘留期間で死亡しましたか?

趙さん:私が半年前に中国を出たときは、380名の修煉者が死亡しましたが、今は480人にも上っています。この数字は毎週毎週また増えています。

記者:あなたの親戚は、いつあなたが監禁されていたことを知ったのですか?

趙さん:私が捕えられてから4ヶ月間、私の親族は何の連絡も受けませんでした。これらの労働実行刑罰の方法は非常に特殊であり、法廷を経由せずして刑罰を与えることができるのです。ですから、親族たちもどこに監禁されているかを知るのは難しいのです。私の家族は北京のあらゆる労働強制所を尋ねました。ある偶然のチャンスで私の居場所を見つけたのです。

記者:あなたは拘留されている期間中、虐待されましたか?

趙さん:それぞれの段階によって違います。拘留されてから間もないとき、それから正式に拘留された最後の12ヶ月の間、それと延期された期間の最終段階が一番残酷でした。洗脳の強度は最後まで変わりませんでした。私が再び自由を手に入れる二週間前、私は5人の警官にベッドの上で固定され、電気棒で虐待されました。

記者:洗脳はどのように行なわれますか?

趙さん:朝から晩まで法輪功を批判するビデオを見させられるか、法輪功を反対する文章を読み上げ、(監獄の警察が)大きな声で罵ることもあります。あるときは一昼夜やらされ続けることもあります。寝させないこともよくある手で、人の意思を壊そうとするものです。彼らは睡眠を与えない方法でわれわれを虐待してきました。その期間中に、私は一つの狭い椅子に15時間も座らせられ、動くことさえできませんでした。少しでも動いたら、残酷に殴られるのです。その目的は法輪功を放棄することを公開させることです。目的を果たすため、彼らは常に虐待の手段を取ります。

記者:どんな虐待手段が使われましたか?

趙さん:一番酷いのは電気棒です。彼らは電気棒ですべてのところ感電させます———上半身、腕、腰など。感電させられるたびに呼吸困難が生じます。人は大体このような連続的な虐待に耐えられません。また、無理やりしゃがんだ体勢のまま数時間も強制し、特に苦痛を伴います。私の体の一部はいまだに感覚がなく、温度を感じることができないのです。労働矯正所にいるとき、虐待され続けることを心配し、私は眠ることさえできなくなっていました。よく他の人の叫び声も聞こえてきました。