日本明慧

私が洗脳班で見てきた法輪功学習者

【明慧ネット】私は一人の普通の人だ。私は長い間考えてからこの文を書いたのだ。もちろん、きっと修錬者の影響を受けたのであろう(実は大法弟子と接触した人なら、みなその影響を受けるはずだ)、これも、良知のある人からの呼びかけだ。 

99年7月から、テレビでは法輪功に関する報道を多く見た。その時、わたしはそれらの人たちが不思議だと思った。法輪功学習者たちはほんとうにテレビの宣伝したのだろうか?私はある "法制基地"に行く前に、完全にマスコミの宣伝を信じてはいなかったが、いったい法輪功学習者たちはどんな人だろうかも知らなかった、彼たちの行為、品質、価値観は普通の人とどこが違うだろうか。 

法輪功学習者にはいろんな人がいる。ここでは、ただ私が見たことと聞いたことで彼らがどのような人たちであるかを説明する。張さんという人がいた。人柄が良くて、仕事も積極的にやっていたので、職場で彼を知っている人はみんな良い人だと評価された。張さんはただ陳情したため一年半の労働教養にされた。しかし、釈放してから家に帰っていないうちに、またある"法制基地"(洗脳班)へ騙され、そこで六ヶ月の洗脳をうけた。最後に、どうしようもない状況のもとで所謂 "三書"を書いた。しかし、 「三書」を書いたことは彼の心を刺されたように悔しかった。彼がどのような状況で 「三書」を書いたのかは、想像し難くないだろう。 

ある12歳の女の子がいた。彼女はとても賢くて、学級を飛んだりした。お母さんについて錬功したので、洗脳班で4ヶ月も監禁された。拘留期間にちょうど「六一」児童の節に逢った。しかし、他の子供たちはみな自由自在に祭りの快楽を楽しんでいたのに、このただ12歳の子供が鉄窓の中に閉じられた。新世紀、現代化の2002年、人類がますます文明に進んでいる時代なのに、ただ一人の12歳の子供が、江××らの称する 「人権が一番良い時期」の中国にこういうふうにして苦しみを受けたのは、自分の眼で見えなければなかなか信じられないことだ、私は涙がこぼれた…… 

ある大学の大学院生(女性)が煉功したために洗脳に送られた。送られたというより、実は騙されて来たのだ。その上、十数人が強引に引き摺ったり運んできたのだ。すなわち、拉致されたのだ。洗脳班で彼女に 「三書」を書かせるために、何日何夜も寝させなくて、卑劣な手段も使った。 

ある社長が、職場でみんなに良い人と絶賛され、毎年に職場の「先進工作者」の称号を受け、仕事場の模範にされた。このような良い人も洗脳されて、本当に不思議だった。 

ある女性、六十代、あまり知識がなくて、典型的な中国の家庭主婦だった。煉功は体を鍛えるのではないだろうか?洗脳班で話も少なくて、ある時部屋から出てきて、人に会ったらただ笑ったりした。彼女に何を転化させようかは、私は知らなかった。しかし、彼女を管理するために供にしている人が苦情をさんざん言った。「我々は皆家があって子供もいるのに、我々をここに居させられて家にも帰られない。どうして彼女を送ってきたのかと聞いたら、ただ上の命令で送らなければならない、我々はただの仕事だと答えられた。が、彼女に誰も伴にしてくれないので、我々は週一回交換するしかできない。ほんとうに人力も財力も無駄にしているのだ、上の人は何の病気にかかっているかしら。」と。 

あるエンジニアが、職場で一生懸命に仕事して、同僚を優しくもてなし、公認の良い人だった。しかし、捕まって酷く殴られてからここに入ったのだという。わたしは、彼と笑いながら話しをしていた。彼は自分がまだ修錬人の標準に達してない、まだはるかな距離があるのだと言った。ところが、彼は三つの文字「真善忍」をきちんと覚えて、良い人になるということは間違いないのだと信じている。彼は毎日《時間簡史》とかを読んで、彼の子供に補導するために準備していた。彼は、毎日掃除員に手伝って仕事をしていた。三階を隅から隅へと拭いていた。時々二階から四階まで全部拭いた。このような良い人、自分の子供に愛と関心を寄せて、他人を優しく持て成している人を何処に転化させようとするのかは分からない。彼の話で言うなら「まさか良い人を悪い人に転化させるではないか。」とのことだろう。 

ある中学校の先生が居た。十数人が引き摺って車の中に運んできたのだという。彼の場合はなんの法律上の手続きなく拉致したのだった。彼の妻は煉功したので、家から離れられて落ち着くところも無くなったという。家に十歳の息子がいてその世話をする人がいない。テレビの宣伝によれば、「法輪功学習者」は子供の世話をしなく、家庭も要らなく、人を殺したりすると中傷している。もし、本当にそうであれば、「伴員」(拉致された人を管理し、また転向させるように工作する人、昼夜を問わずいつも一緒にいるように命令された。)とする私は、何回も死んでしまったのかもしれない。私が見た大法弟子は、テレビの宣伝しているのと全く反対だ。彼らは、皆善良な人柄の良い人だ。私は、またたくさんの人を見た。例をあげれば切れないのだ。その中には、大学の教師、大学の教授、博士、博士の指導教官、大学生、大学院生、技師、家庭主婦、またと12歳の子供がいた。しかし、彼らの一つの共同点は、真善忍を信仰して良い人になろうとするところだ。彼らの行為もこれをはっきりと証明した。私の以前の彼らに対する印象は、これですっかり変えられた。あることでは強く説明できる。ある大法弟子は外に流離して、洗脳班に拉致された。お金もなければ、着替え用の服もなかった。このことを知った大法弟子はすぐ方法を尽してお金と下着を調達してあげた。余計の話がいっさいなくただ実行するのだ。これは、大法弟子なのだ。それは、まさにある大法弟子が言ったように、修錬してから、「無私無我、先他後我」の境界になっているのだ。 

洗脳班でいわゆる 「転化」された人はいた。私は、彼らのほとんどが心では涙が流れているのを感じた。洗脳班では、立場を変えなければ無期限の拘禁だから、仕方がなかった。毎日は二点で一線を引いたような生活をしている。彼らの間では、お互いに話しも出来ない。特に30-40歳の人は、ちょうど家庭及び仕事の重任を背負っているし、学校に通っている子供や年寄りの老人の世話をしなければならないので、彼らはどうしようもないのだ。強いられて、いわゆる 「三書」を書いたのだ。ところが、なんと言っても、私が見た拘禁された法輪功学習者は世界中で一番良い人だと思う。もし、今回の迫害がなければ、より多くの人が煉功して良い人になっているだろう。これは、素晴らしいことではないだろうか。私は、法輪功のために呼びかけている。法輪功の弟子、順風満帆であるよう、と祈っている。