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カナダ政府が第3国から一人の法輪功修煉者を救出

【明慧ネット】アラブ連邦国に監禁された王玉芝氏が、カナダの特別ビザをもらい、カナダに入国した。彼女はカナダ政府が第3国から法輪功修煉者を救出できた最初の人となった。

王玉芝氏、女性、中国ハルピン出身。法輪大法を修煉しているため、中国で3回逮捕され、最後に悪名高い万家労働矯正所に送られた。今年5月釈放され、6月1日アラブ連邦国へ亡命した。

王玉芝氏がアラブの空港で、中国人に法輪功の真相を説明していたとき、中国大使館のスパイにつけられ、中国の圧力で、10月31日当地の警察に逮捕された。中国大使館が彼女を危険組織のメンバーとし、両国間協定により、アラブ連邦国は彼女を中国大陸に送るはずだった。

王玉芝氏の親族が警察と弁護士を訪ねたが、反応もなく、また中国大使館が急いで王氏を送り返そうとしたのを見て、王氏は親族に頼んで、カナダにいる知り合いの法輪功修煉者に助けを求めた。カナダの修煉者はすぐさまカナダ政府に援助を求めた。

王玉芝氏は10月31日逮捕されたが、カナダ修煉者の元に11月1日夜、その知らせが届いた。2日に法輪功修煉者がすぐカナダ政府と接触し、3日にはすべての資料を用意し、カナダ政府部長、及びカナダ駐アラブ首長国連邦大使館が、アラブ連邦政府と当地の警察に連絡し、同時にカナダ総理や外務省、移民部長などに手紙を送り、カナダ政府が公式に王玉芝氏の救助を懇請した。そして11月5日、王玉芝氏が釈放されたニュースが届いた。

アラブ連邦国が中国から圧力を受け、彼女は5日以内にアラブ連邦国を離れなければならなかった。さもなければ、中国に送り返される。王玉芝氏に残された時間はわずか2日しかなかった。唯一の方法はカナダの特別ビザをもらうことだった。これは極めて稀な例で、カナダ修煉者が再び迅速に各部門に連絡し、カナダ駐ア大使館がすぐ特別ビザを許可するよう懇願した。王玉芝氏の話によると、彼女は6日に領事館にビザを申請し、翌7日、そのビザの許可がおりた。

自由になった王玉芝氏は感動した。彼女は全家族を代表して、カナダ政府と人民および援助していただいた国際人権組織と人士、に最高の敬意と感謝を示した。