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十歳の双子の兄弟が法輪大法を学ぶ

【明慧ネット】十歳の双子の兄弟は小さな山間の村に住み、小学三年生である。夏休みの間彼等は家で母親を共に過ごした。

ある日母親の兄(大法弟子)と私は彼等の家を訪問した。双子とその母親は私達に会って大喜びだった。私達は大法とその迫害についての真相を暴くVCDを見た。私達が正念を発した時、双子が附いて来て足を組んで坐り、右手を立てた。

彼等の伯父が転法輪を読んでいた時、彼等も又本を取り上げた。一度彼等が本を開けると、そのページは第七講の「殺生について」だった。彼等はこれを大声で読んだ。何小節か読んだだけで年上の方が突然本を置き、捕まえて箱に入れていたトンボを取り出した。彼はそれを放したかったのだ。それに気付いて年下の方は放すのを嫌がった。年上が言った。「李先生は、全ての動物や植物は生命を持つと言った。これも生命だ。」結局年下も同意し、二人はせっかく苦労して捕まえたトンボを喜んで放した。その後すぐ二人は外へ出て、暫くの後汗だくになって戻って来た。彼等は近所の畑から盗んだトマトを返したと言い、このような悪い事は二度としないことを表明した。

過去に年下はしばしば年上にいたずらし、年上も後に退かなかった。ところが今日年下が年上をベッドから殆んど引き摺り下ろしたが、年上は怒らなかった。母親もおかしいと感じ、何故兄は弟に急に譲るようになったのかしらと思った。私は彼女に言った。「これは真善忍の威力よ。法輪功は正道で、人心を直接変えることが出来るの。大法は超常的な力があり、人心を善良にし慈悲深くすることが出来るの。大法はそれ程良いから世界中の人がこれを学習しているのですよ。」母親は繰り返し頷いた。

私は双子に幼い大法学習者の修煉物語をいろいろと話した。彼等は注意深く聞き、自分達も修煉を始めたいと何度も言った。年上は私に聞いた。「お祖母さん、僕修煉したい。僕は百歳まで生きるかしら?」私は彼に言った。「法輪大法は修煉の正道で、真の性命双修法なのよ。宇宙の特性、真善忍に同化した修煉者は宇宙と同じくらい長生きするのよ。」彼は非常に注意深く私の言葉を聞いていた。同時に彼は繰り返した。「法輪大法真善忍」。彼の表情は、そのようなすばらしいものを学べることへの感動を伝えていた。彼の天真爛漫な笑顔を眺め、私は李先生の偉大な慈悲を改めて感じた。

私は双子に動作を教え、母親も習いに来た。だから一時間足らずのうちに彼等は五通りの動作を全部習った。

その晩双子は私と同じ部屋で寝ると言い張り、もっと修煉の話を聞きたがった。翌朝六時までに年下の方はベッドから起き出していた。彼は私達に去られるのを嫌がった。私は彼に「真の大法弟子になり、転法輪をもっと読みなさいよ。」と言った。

世の中には大法を学びたがっている人が多くいる。大法弟子として私達は早く彼等に大法と迫害について伝えないことに対し、言い訳を持たない。この機会を大切にし、急いで更に良く伝えよう! 如何に難しくとも私達は良く行い、師父の慈悲と救済に値するべきである。