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広州公安局は7歳の子供が米国で
法輪功を修煉する母のもとへ行くことを拒んだ

【明慧ネット】法輪大法情報センターの情報によると、7歳になる長女が法輪功を修煉しているということで、中国政府は旅券の発給を拒否し、ニューヨークに居住する母親は会うことができないと報道した。エイミー・李さんは、3年近く子供と会うことができずにいる。彼女は、江沢民政権の思惑により、このような苦痛を強いられていることを非難した。

報道によると、李さん(35歳)は、エルムハーストに住む服装デザイナーである。1999年末、李さんは法輪功を修煉したために迫害にあい、その後中国を脱出した。法輪功精神運動は中国で残酷な弾圧を受けている。

それ以後現在まで7歳になる長女に会っていない。合衆国政府は、すでに長女の移住者ビザを許可したが、李さんが法輪功を修煉し支持するため、中国当局は長女(羅夢林さん)の旅券を発給することを拒否したと言う。「お父さんとお母さんは私がアメリカへ行くことができると言いましたが、私たちが顔を合わせるのに、まだ何日かかるのですか?」としばしば尋ねられているという。
李さんは毎日新聞に対し、「現在彼女の前夫が娘の世話しています。今年9月、彼は広州公安局に娘の旅券を申請に行ったが、事務員に拒否されました」と言った。

また、李さんは公安局へ何度も電話をかけたが、対応は変わらなかったという。ある時担当官曰わく、旅券の発給を拒否する原因は、李さんが中国とアメリカで法輪功を提唱し、政府に反することを表明したことであるらしい。李さんは「中国の娘に会いに行きたいが、一度帰ってくれば、逮捕されるのに違いないため、帰ってはいけないと家族は言っていまする」と語った。去年李さんは、政治的亡命を申請して許可された。

彼女は中国当局への請願を続けており、毎週一回は電話を入れている。「先日、娘は自分が描いた絵を送ってきました。娘と話した後は、いつも涙が止まりません。」

この毎日新聞の報道によって、ニューヨーク中国領事館の書記官は、法輪功修煉者の子供が、米国に移住し、親子で生活することを禁止するという国家的政策はないと表明した。「このような政策はない」「いかなる公民は合法的な旅券を申請することができる」と領事館のスポークスマン唐寅氏は言う。

しかし、本センターの以前の報道によると、中国の海外に駐在する大使館、領事館は、過去何回も法輪功学習者の旅券を更新することを拒否し、あるいは法輪功学習者が親族訪問のため、中国に帰るビザを発給することを拒否した。最近の9月に、ニュージーランド国民である蔡全雲氏が法輪功を修煉したために、オークランド駐在の中国総領事館にビザを拒否され、中国での母親の葬儀に参加することができなかった。10月には、オーストラリア国民である?駿女史が、法輪功を修煉したために、残酷な迫害を受けたすえに、末期の肺癌となった母親を見舞いに、上海へ行こうとしたが、シドニーの中国領事館は、すでに交付していた入国ビザを取り消した。?駿女史は法輪功を修煉しており、少しも悔い改めることがないという理由であると言う。