日本明慧

法輪功学習者が迫害されていることが
スペイン国家ラジオ放送局で報道された

【明慧ネット】(“世界の窓”番組、スペイン国家ラジオ放送局、マドリード、2002年10月15日)

司会者:最近の数年間、中国の経済開放政策と政治開放政策は逆行しています。経済を開放すればするほど、政治は封鎖され強硬になった。特に異分子に打撃を加えたり、無制限に死刑を使ったりするなど......
 
特に法輪功に対する迫害である。1999年から、千人以上が逮捕され、たくさんの人が精神病院に送り込まれた。たくさんの従業員が会社から除名され、不完全な統計によると429名の法輪功学習者が酷刑により死に至った。
 
スペインアムネスティ・インターナショナル主席アイワ氏は、北京政府は独立調査を許可しないので、全面的に迫害の状態を統計できないと判断している。

アイワ氏:はい、私達は、中国政府がどれだけの人数を逮捕したのか、また迫害しているのか、具体的な人数を把握することはできません。中国政府は独立調査を許可しないからです。しかし、なぜ法輪功がこのように大規模に弾圧され、迫害を受け、酷刑を駆使され、基本的権利を剥奪されているのでしょうか。

司会者:法輪功は法輪大法とも呼ばれますが、学習者達の話によると、宗教ではないと言います。なぜなら、階層を分けず、管理もまく、教会やお寺もない。彼らは真・善・忍という宇宙の特性に基づいて修煉しています。

1992年李洪志先生が社会に伝えられ、教えが始まった。学習者は、短期間で数百万人にも上った。だからこそ共産党は恐れ慌て、疑いをかけられたのである。

最近、趙明氏という、アイルランドでインターネットを専攻している法輪功学習者が、帰国した際、逮捕され酷刑を受けた。アムネスティ・インターナショナルとアイルランド政府の努力よって釈放された。趙明氏は自分の体験を綴った。

「わたしは体罰を受け、5人の警察が私を縛って同時に電撃を受け、10時間以上しゃがまされ、睡眠もとれず、犯人を駆使して彼らに私を殴打させた......」

司会者:法輪功学習者らによると、天安門焼身自殺事件は、事実ではありません。江沢民氏らが操ったことであると言います。

アムネスティ・インターナショナルによって、彼らは“良心犯”とされた。

アイワ氏:当然ですね、アムネスティ・インターナショナルの考えは、政治或いは宗教の信仰や特定の民族に対し、暴力で抵抗せずに拘禁されている人々を、良心犯と言います。私が知っている法輪功学習者たちの情況は一致しています。なぜ弾圧するか理解し難い。しかし、中国政府にとって、平和的な陳情や請願を弾圧することに慣れてしまっています。

司会者:1989年の六・四事件が白日の下に晒されていますが、法輪功の弾圧はひそかに行なわれました。しかも中国全土に波及し、被害者はもっと多く、弾圧形式ももっと残酷です。