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BBC:人権組織は中国がインターネットのユーザーを
釈放することを求める(写真)

【明慧ネット】

中国は厳格にインターネットユーザーがインターネットを使うことを制限する

BBCの2002年11月27日の報道によると、人権組織のアムネスティ・インターナショナルは、中国に直ちにインターネットで不満を発表した、あるいは情報を分かち合ったすべての逮捕者・投獄者を釈放することを求めた。

アムネスティ・インターナショナルは「少なくとも33人がインターネット上で罪を転覆することを犯したために拘留され、2人の犯罪者は最後に獄中で死んだ。明らかに虐待などによる苦しみを受けたためだ。」と表明した。

拘留または入獄された33人の中には、政治の活躍分子や、作家もいる。例えば法輪功である。拘留時に死亡した2人は、情報によれば法輪功の学習者であるという。

アムネスティは、「ある元警官は、インターネットで海外の民主的なウェブサイトの文章をダウンロードしたため、11年の懲役を受けた。」と表明した。

アムネスティが中国当局のインターネットを監視する部門への報告を指摘し、中国で新種の“良心犯”が造り出された。

この組織の報告によると、これらの人は平和的にネット上で、ただ意見あるいは情報だけを発表し、あるいは禁じられたウェブサイトに入っただけであり、彼らはみな良心犯である。

アムネスティは、「中国当局は直ちに彼らを無条件で釈放するべきだ。」と表明した。

“根拠がない”

中国政府のスポークスマンはこのように対応する。この報告を気に留めなかった。しかしアムネスティは以前も“根拠がない”と発表することに対し強烈に批判した。

ロンドンに本部を置くアムネスティが言うには、「たとえただインターネットに好奇心がある使用者としても、中国のインターネットを厳格に制限する罠に落ちる可能性がある。」

アムネスティは、「中国当局のインターネットに対しての厳格な監視は、基本的人権を侵し、その上、そのためだんだん多くなるインターネットユーザーは刑法を犯すことになる。」と表明した。

アムネスティは、中国政府が現行の言論の自由の規定を検討するよう要請し、それによって国際標準を満たすよう求めた。