日本明慧

衆生は御主人の帰りを切望する──私が見た他の空間

文/大陸大法弟子

【明慧ネット】何日か前、私は他の空間に入って、いくつかの忘れられない光景を見ることが出来ました。同修者達と交流したところ、皆が書き出すように励ましてくれましたので、もっと多くの同修者達とお互いに励まし合うために書いて出します。

その日の深夜、私が座禅を終えて、横になって寝ようとする時に耳に奇妙な音が聞こえて来ました、音楽のようでしたがよく響いて耳をつんざく感じが有りまして多少こわくなりました。その瞬間私は自分が大法の弟子であることを思い出したので、すぐに気が強くなってきました。音楽に伴って自らの体全体が浮かんで来て、飛んで他の世界に行きました。その時音楽は消えました。

私が空中の高い所から下を見ると、下は一つの広大な世界で、中には数えきれない人々が集まっていました。数え切れない大勢の人々の中には男も女もいました。大多数は若い人で、元気いっぱいで,整然と正して坐っていました。人々の中央には1つの壮観な円柱の大きな平台が聳え立っていました。平台の上は空でした。平台の席は花束に似た円い大きな皿の中に置いて有りました。平台はかすかに移動して、ゆっくりと周囲の人々のなかで回転していました。

私はこれが自分の世界の衆生達が彼達の主人あるいは王が帰って来るのを待ち望んでいることだと思っていました。続いて私はまた平台から20メートルくらい離れている衆生達が皆まっすぐに座っているのを見つけました。いろんな角度から見てもきちんとしていて驚嘆しました。皆は平台を眺めていました。皆の眼光の中には無限の渇望が含まれていました。私の心には自然と苦痛が起きて来ました。衆生は主人が戻ってくるのを待ち望んでいる!私は空中で衆生をめぐって事細かく見ました。大きい平台を囲んでいるすべての衆生のひとみは中央の空っぽの大きな平台をじっと見つめていました。その目つきは一心不乱で、その表情は待ち焦がれていました。1周また1周ぐるぐる回りながら、この秩序ある人々、彼らの主人及び王の帰りを待ち望んでいる目つきを見ている私の心の痛みは溶けて、洪大な慈悲が沸いて来ました。私はこれ以上見続けることができなくて帰って来ました。

私は床に横になっていましたが寝られずに何度も寝返りしたので眠気を失いました。私はあちらの大衆達は私達が帰って来るのを望んで、期待しているのを深く感じました。しかし私はこちらで修煉に精進していないので、心には言い難い気持ちが湧いて来ました。

同修達よ精進しましょう!私達の精進は自らに対して責任を負うだけではなく、更に重要なのは自分の世界の私達を期待している衆生に対して責任を負うことです!

最後に先生の《正神》の詩を使ってまとめの言葉にします。


正神

正しい念正しい行い
精進して止まない
法を乱す鬼を根絶し
衆生に善をもって接する