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理工学院学生の母が法輪功修煉のため、労働教養所に監禁された

【明慧ネット】 ニューヨークトロイ記事報2002年12月23日の報道によると、今年34歳、中国出身でニンセロール理工学院在学の学生は、博士号を取得し、一般にはあまり知られていない科学領域での研究ではあるが彼の学術研究の絶好調にいる。しかし、彼女の成功の背後には、悲しい物語がある。

呉雪原さんは体の小さな中国人女性で、子供のような顔と楽観的な性格から、彼女が豊かな知識と鋭い洞察力をもつ人とは思いもつかなかった。もちろん、彼女の心の中に隠された悲しみも知らなかった。彼女は彼女の母国で起きている迫害について話してくれた。

1992年から1999年の間で、中国では1億近い人々が、法輪大法または法輪功と呼ばれる気功を修煉している。その修煉者の話ではこの功法は心臓病や失眠症などに効果があるという。法輪大法の修煉者は5セットの動作を行い、これらの動作はヨーガや太極拳のようなものに見える。しかし彼らは三つの原則に従っている。「真、善、忍」これによって法輪功はさらに大きな精神的部分がある。

呉さんの話によると、1999年、中国政府は法輪功が中国の民衆の健康を改善したことを誉めた数ヶ月後に、中国国家主席の江沢民が法輪功が共産党よりも大衆に支持されることを心配し、彼はすべての修煉者に修煉をやめるように命令した。もし彼らが修煉を続ければ、労働教養所、精神病院、回復センターなどに入れられ、そこで彼らはひどく殴られて、死に至るまで虐待される。

呉さんの母曾玲文さんは、67歳の物理学教授で、ある犯罪人虐待で有名な労働教養所に監禁されている。彼女の家族は毎月一回の面会しか許されず、しかも労働教養所のことを話すことは絶対許されない。曾さんの家族は彼女の体重が急激に落ちたことに気づいた。これは唯一労働教養所での生活を示す痕跡であった。曾さんはまったく審判をうけたことがなく、監禁し続けられた。
呉さんは、「あそこにはなんの法律もありません。しかしこれは中国の現実です。私はそれしか解釈できません」と言った。

今年2月、曾さんは2年間の労働教養監禁を言い渡された。しかし彼女の年からいえば、どのような短期間の労働教養にも危険がある。たとえ彼女がその全期間を生き抜いたとしても、彼女が自由を得られる保障はまったくない。その判決の前には、曾さんはまったく何の審判もなしで2回も短期監禁を経験した。

呉さんはさらに言った。ある拘留期間中、曾さんは約100人もいる部屋に監禁された。そこには幼児、老人、妊婦も含まれている。その部屋の定員は本来30人しかなかった。
 周知の事実として、中国の労働教養所で、警察は電気棒やその他の刑具を使っている。さらに刑事犯人に命令して監禁されている法輪功修煉者を虐待している。

国際特赦組織が多くの類似するレポートを発行し、いくつかの虐待案件を確認している。

呉さんの母が逮捕されるたびに、さらに厳しい教養所に移された。原因はただ一つ、彼女は法輪大法修煉を放棄しないからである。

それなら、なぜ自由のために修煉を放棄しないのだろうか?

中国政府の要求に屈することは法輪大法の三つの原則に反することと同じであると法輪功を修煉する呉さんはいう。

この古くからの修煉方法は1992年に公開された後、彼女は帰省したとき、関節炎にかかっていた母がなんの苦もなく家で軽く歩いていることに驚いた。

「信じられない光景だった。母は昔からずっと湯ポートで関節を抑えて痛みを減らそうとしていた。しかし、あのとき母は私より速く階段を上った」

呉さんの母は以前高血圧でもあったが、法輪大法を修煉した後、彼女の血圧は安全レベルまで下がり、このような似たような事例が法輪大法を中国で迅速に伝播させ、世界各地に伝わり、数十カ国で法輪功を修煉する人がいるようになった。

中国出身の32歳の陳玉さんはアバニに6年も住んでいる。彼女は当地区で法輪功を修煉したい人にボランティアで無料で教えている。彼女もまた法輪功が人にもたらす変化を知ってから修煉を始めた。

陳さんが法輪功を始めたとき、ちょうと情報学修士課程にいた。彼女は修煉が身体に良いことをもたらすことを知った。例えば、失眠症や足垢が治ったことである。さらに彼女にもっと衝撃を与えたのは法輪功による精神と感情の変化だった。

「当時学生生活に非常にストレスがあり、修煉した後、私はもっと楽にできるようになった。ストレスが消え、私は非常に平和に感じた。友達や家族との関係もスムーズになり、私自身も前よく優しくなった」

法輪大法修煉者には似たような証言が数多くある。もしそれらの真実性を疑うなら、たぶん曾さんと多くの修煉者が法輪功を守るために多くの苦痛を受けていることはすべて説明ができる。

アメリカを含め自由国家の公民、および国際大赦などの団体はすでに中国の法輪大法修煉者への迫害を譴責している。

ある法輪大法の国際性出版物「善」の報道によると、今年中国で10万名を超す修煉者が監禁され、2万人がなんの裁判もなく労働教養所に入れられ、420名が虐待され死亡したことが確認されている。

多くの監禁され、あるいは虐待され死亡した法輪功修煉者は中国公民であるが、アメリカを含むその他の国家の公民がもし中国で抗議や法輪功修煉を行うなら、同じ運命になる。

陳さんも呉さんも家族と再開するために帰省することができない。彼女たちは中国に入るやいなや拘束される恐れがある。

アメリカ政府がこの迫害を譴責したが、陳さんはもっと多くの国家がもっと積極的に行動を起こしこの迫害を制止すべきだと考えている。もしアメリカが中国政府に監禁者の釈放を求めれば、中国政府は少なくとも何人かを釈放するだろう。

「中国政府は迫害を否認していて、彼らは今中国史上もっとも人権のいい時期だと言っている。これは嘘の一つである。もし嘘が暴露されれば、彼らは反応するだろう」と陳さんは言った。

陳さんの意見では、反迫害でもっとも有効な手段は国会議員に手紙を出すことで、彼らに決議案を通過させ、監禁者の釈放を求め、あるいはワシントンDCの中国大使館に連絡することである。

当地では、陳さんと他の法輪功修煉者は沢山の手紙を書いて、参議員ボッブ・ブランティス氏、ニール・ブライスリン氏、アメリカ国会議員マイケル・マクドナールド氏を含む数名の政治家からの支持を得た。これらの立法者は記者会見で発言し、大統領宛の手紙にサインし、彼らの支持でこの弾圧が終わりを迎えることを望んでいる。

ブライスリン氏は陳さんの考えと一致している。すなわち地方と国家のリーダーに連絡し、彼らにこの件への関心を表明することである。しかし彼は同時に、公開的に迫害を暴露することも進展のためのもう一つの方法であると言っている。

アメリカ人民が迫害の実情を知ったとき、彼らは行動を起こし、政府に人権を侵している国との貿易を控えるように促するだろう。しかしまた、彼は同時にアメリカ人民にアメリカの外交取引にもっと注意を払う必要があると呼びかけている。

「人々はわれわれと取引のある国家にもっと関心をもつべきである。中国はアメリカにとって最大の貿易相手国になりつつある。中国でのこのような迫害はわれわれの制止が必要で、それに対して我々はいくつかの進展があった。しかし、我々はまだ長い道のりがある」と彼は述べた。