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イギリスの博士は自分の婚約者を釈放するよう中国に呼びかける

【明慧ネット】近頃イギリスで博士号を取得した謝偉国さんは、博士号取得当日に現在中国で拘禁されている彼の若い婚約者の救出を求め、国際社会へ懇請書を公表しました。

謝さんはかつて中国清華大学の学生でしたが、イギリスに留学し、博士課程でずっと研究に励んでいたお陰で、その研究成果が見学に来らる各国専門家によって高い評価を得たのです。

謝さんの婚約者朱永潔さんは、法輪功を修煉したため、中国で絶えず当局の迫害を受けていました。「16大」の前夜——つまり中国共産党のいわゆる「敏感の日」に、当局は「安全」を理由に無実な彼女を拘禁しました。彼女は止むを得ず路頭に迷い、2002年11月4日北京で中国国家安全部に秘密に逮捕され、未だに行方不明です。

謝さんは請願書の中で、婚約者朱永潔と知り合い、助け合ったことについて詳しく語りました。朱永潔さんが迫害されて路頭に迷っていた時に、万里遠く離れている夫は毎日ただ心中びくびくしているばかりでした。永潔さんが捕まってから、とうとう音信は途絶えてしまい、生死の行方さえ分からなくなり、何時また再会できるか分からない現状です。

謝さんが留学した後、両親は二人の付き合いに反対した為、謝さんは彼女に遅らせないつもりで他の人との付き合いを勧めました。しかし永潔さんは怒らないで、善良な心と地道な努力で、両親の見方を変えたのです。両親は却って二人が早く結婚することを望むようになりました。

彼の母が病気で手術を受けた時も、永潔さんは北京から新彊まで飛んで行って母の世話をして、彼氏のために親孝行に尽くしていました。これらの色々な事が彼氏を感動させ、敬愛されるようになりました。

婚約者の逮捕について語った謝さんは、また多くの清華大学の校友らが残酷な迫害を受けていることを思い出しました。例えば、一緒に清華大学で煉功場を設けていた29歳の袁江さんが警官の残酷な迫害により死亡し、親友の孟軍(清華大学の助教手)はインターネットを用いて国家を転覆したという罪で10年の判決を下され、姚悦さんと劉文宇夫婦はそれぞれ12年と3年、兪平さんは4年の懲役に処されています。謝さんも1999年に陳情に行ったということで2回も拘禁されたことがあります。彼は、「中国当局は法律と憲法を無視して気の向くままに刑罰を下し、政治と関係のない知識界も迫害を免れることは無い」「私は自分の婚約者の安全を心配しています。これは、私は既に大陸の警官は江XXの命令なら何でもするということを良く知っているからです」

謝さんは、「この博士の学位を取得する時に、私は中国政府が直ちに弾圧を停止することを呼びかけます。私の婚約者を含め、すべての法輪功修煉者を無条件に釈放し、これ以上悲劇が絶えず重複されないように願います」と述べました。