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大法学習者劉群英氏は武漢市蔡甸区支局悪党警察に迫害され死亡


【明慧ネット】2003年1月10日午前、法輪功学習者劉群英氏は武漢市公安局蔡甸区支局の警察に呼び出され、蔡甸区公安局オフィスに到着後暫く経ってから、7階から墜落し死亡した。

劉群英氏、女性、42歳。湖北省武漢市蔡甸区の住民、元蔡甸正街総合小売商店の職員、航空ビル付近の食糧社宅の3階に在住する。彼女は1999年4月に大法を学習し始めた。1999年7月20日から政権を握る権力者が大法及び大法学習者に対し弾圧し始めた後の2000年2月に、劉氏は、蔡甸街心公園で煉功した時に逮捕され15日間強引に拘留された。劉氏は、大法を実証し真実を説き人々を救おうとして2000年12月末に北京の天安門広場へ出かけ、人々に法輪大法の被害の真実を伝えることにした。そのために、劉氏は1年間の不法労働矯正の刑に処された。

2003年1月9日午前に、酔っ払った蔡甸区公安局の4人の警察が強引に劉氏を喚問しようとし、劉氏の自宅に乱入した。劉氏は、82歳の父親が退院するので迎えに出かけるところなので、時間がないと断った。しかし、悪党警察は強引に翌日に来るようにと言い残した。当時、この事を知った同僚たちは行かないようにと助言したが、劉氏は「私は殺人も放火もしていないし、悪いこともしていないから、恐れることなどないのよ、彼らに真実を説き、救ってあげよう」と話した。

翌日の午前8時、劉群英氏は少し寒く感じたのか厚着してから、蔡甸区公安局支局法治科に行った。蔡甸区公安局のオフィスビルの7階で警察は劉氏に対して所謂「談話」を行った。そして、暫く経ってから劉群英氏の死亡が知らされた。

目撃者の証言によると、当日の午前10時から11時の間に蔡甸区公安局支局の7階から人が墜落して来たのを目撃した。そして、その時に7階の窓から二人が下の方を覗いた。当時、目撃者は、人が落ちたのに上で見ているその二人は何故直ぐに助けようとしなかったのか?と疑問を持った。

その後、蔡甸区公安局支局から劉群英氏が飛び降り自殺したのだと知らせを出した。

目撃者の話によれば、劉群英氏が公安局の警察の前で窓に攀じ登り、飛び降りること自体が信じられないと話した。蔡甸区公安局のオフィスビルの窓は上下二段の窓になっていて、下段の窓が小さく、劉群英氏の体型がやや太めで、しかも当時スカートを穿いているので、下段の小さい窓からはろくに出られない筈である。そして、上段の窓から出る場合は椅子などの高いものを踏まえ、下段の窓を越えなければ出来ないし、真冬の今は部屋の窓が全部しっかりと閉めてあるのに、劉群英氏はどうやって何人もの公安警察のいる前でこのようなことをなすことができたのか?全く解釈し難いことである。

蔡甸区公安局の監察医の鑑定によると、劉群英氏は即死、片目は開いて片目は閉じている。口の中に食物が残っていて、小指に血の跡が付いている。そして、胸部には紫色の傷痕がある。解剖後、内臓や脾臓に鬱血が満ちていたと言う。胸部に残っている紫色の傷痕は、明らかに強い衝撃を受けたものだ。内情を知っている者によると、劉群英氏は落ちる前に既に死亡した可能性が高いと話した。

当日の午後5時、劉群英氏の家族が蔡甸区公安局に劉氏の釈放を求めたが、公安は最初にそれらの事情は分からないと嘘をついたが、逃げ切れなくなったと見えて、最後に彼女はもう死亡した、葬儀場へ移送したと明言した。

突然家族を失ったショックにより、劉氏一家は号泣し涙に埋もれたのだ。蔡甸区公安局、610テロ組織、蔡甸区政法委等から家族全員に劉群英氏が自殺したことを強引に承認させ、しかも、葬式に関して次の箇条を守らなければならないと命令した。

1.花輪を供えない。
2.追悼会は行わない。
3.友人等を招かない。

12日に市の検察院から家族に検死証明書にサインをするように強引に求めた。しかし、当証明書には死亡時間の記録もないし、死亡原因の記録もない、救急救命過程の記録などもいっさい無かったのだ。劉氏の家族がその原因を追及したら、十三病院へ送り込んだと説明した。がしかし、その後、確認したところ、彼らはそもそも劉氏を十三病院へ送っていなかった。

その後、暫くの間に劉氏の家族や親戚及び大法学習者たちは、より一層厳しく監視された。

劉群英氏は、非常に正直で心の優しい人で、責任感が強く、頭脳が明晰で、性格も大らかでとても明るい人であった。彼女を知っている人は皆彼女のことを高く評価している。そして、劉群英氏は大法を修煉する人であるから、殺生しない原則も深く厳守していたのだ。劉氏は大法の修煉に於いて、自分の心性を高め、人々に善の心を持って接し、更に良い人になるように自分を厳しく律していた。劉氏には82歳の年老いた父親と十幾つの子供の面倒を見なければならなかったが、大法に従い、家族を優しく見守っていた。親族や同僚は誰も彼女が自殺したということを信じられないのである。

99年7・20以降、江沢民のヤクザ集団が法輪功学習者に対し、中国大陸では「名誉毀損、経済遮断、肉体消滅」の政策を実施し、また、各地の610テロ組織、公安派出所、労働矯正所、精神病院に、法輪功学習者に対して「法律に従わず」、「殴打して死んだら自殺と見なす」 と通達した。江沢民は法輪功学習者を恨み、敵視する態度とその残虐な迫害行為は国際社会に於いて、既に多くの人々に知られ、江沢民に対する非難及び抗議も日に日に増え続けているのである。