日本明慧


緊急救援活動は行動中

2003年2月14日

【明慧ネット】「法輪大法インフォ・センター」2月13日の報道によると、夫、妻、姉妹、兄弟、母、父、娘、息子…、彼等が行方不明になったり、逮捕されたり、踏み躙られたり、ないし打ち殺されたり、家庭を壊されたりしている。世界の向こう側では、数え切れない家庭が毎日のようにこういった災難を遭わされている。その原因は単に彼等が法輪功を修錬しているからである。
 
過ぎ去った三年間、法輪功が不法の迫害を受けた残酷な事実は、衆知の通りである。海外において、法輪功学習者の持続的な平和的な呼びかけは、より多くの民衆と政府が中国で迫害される学習者を救援することを推し進め、また真・善・忍を信仰する自由を保護しているのである。
 
救援行動の初成果

2002年7月から、全世界において法輪功学習者を救援する活動は世界の十六ヶ国と地区で展開される。救援活動は、「国際特赦」を含めた多くの人権組織、各国政府、民間組織、または各国の善良の人々から大きな支援を与えられている。各国政府と国際機構の協力の下で、中国で迫害された数十名の法輪功学習者がヨーロッパ、豪州、北アマリカに救出され、新たに自由が得られた。
 
救援委員会のスポークスマン何海鷹氏によると、豪州に関係している20名の被害者の内、すでに四人が救出され、一人が治療のために保釈された。元広東省テレビ局総編集室副主任である陳瑞氏は、最近(2003年1月15日)釈放された。
 
カナダに関係している24名の被害者の内、いま、すでに9名が成功に救出されてきた。その中、4名がカナダに来ている。最近、釈放された航天工業部定年した高級エンジニア(中国初めての衛星の設計と製作に参与した数人の一人)、トロント住民楊震東氏の母親楊月麗女史がその一例である。楊女史は、2003年2月6日に四ヶ月早く釈放された。
 
アメリカに関係している37名の中に、一例が成功した。目前、救援の重点はアメリカ国民医学博士であるチャルス・李を救出することである。彼は、今年の1月22日アメリカから飛行機に乗り広州に到着した際、すぐ中国の公安人員に逮捕され、今日まで監禁されている。
 
アジア、ヨーロッパ及び世界各地で行っている救援活動の情報から見れば、海外からの正義の声と国際の強大な圧力のもとに、法輪功学習者の多くはその監禁されている状況がある程度改善され、家族の面会も許すようになり、また労働の強度も緩和されてきた。
 
何海鷹氏によれば、救援活動が著しく進んでいるにもかかわらず、救援活動の全体からすれば、それは始まったばかりで、しなければならないことは多く残っており、救出された学習者は氷山の一角に過ぎないのである。中国において、数十万の法輪功学習者が今でも労働矯正所、または精神病院に監禁されている。そして、数百或いは数千人がすでに殺害されている。
 
何海鷹氏は、次のようにコメントした。これらは起こるべきではない人間の悲劇である、法輪功学習者が迫害された原因は、ただ彼等が平和的に自己の次元を高めようとして修錬しているためである。しかし、江××集団は彼等を政権への脅迫と見なされる。我々の救援活動がきわめて厳酷な環境におかれている人々に新しい暁の光をもたらすことができることを切に願っている。
 
なお、親族救援の情報センターはすでに作られた。その詳細は、http://www.foflg.net/rescueにご参照。
 
インテリゲンチャの法輪功学習者を救援する活動
 
迫害を受けている大法学習者の中に、インテリゲンチャという特殊な団体がある。救援委員会が入手している資料によると、法輪功学者に対する迫害は、清華大学、復旦大学、交通大学などの大学では極めて酷く行われ、多くの教員、修士、博士、教授、またはその卒業生達は心身ともに残酷な迫害を受け、中に迫害により死んだ人もいる。
 
清華大学

全世界において清華大学の法輪功学習者を緊急に救援する活動は、2003年1月31にすでに発足した。不完全な統計によると、目前、清華大学の学習者は、迫害により1人が死亡、18人が不法判決され、少なくとも18人が不法に労働矯正にされた。数多くの学生と教員は退学、退職、停職を強いられ、あるいは不法に拘禁され洗脳され、また、やむをえず流離することになってしまった。
 
たとえば、2000年3月、胡錦涛の大学時代のクラスメート、広東電力学校講師である張孟業氏は労働矯正所に入れられた。2000年5月〜2002年3月、清華大学電子計算機学部の校友である趙明氏は里帰りのため国に帰った際、法輪功のために不平を是正するように呼びかけたために、労働矯正所に監禁され、さまざまな酷刑を嘗め尽くされていた。2001年11月、清華大学の校友で甘粛省蘭州市電信局に属する情報技術工程会社副社長である袁江氏(29歳)は残酷に殺害された。その詳細はhttp://www.rescuetsinghua.orgにご参照。
 
交通大学
 
交通大学の救援は第二歩であった。今、救援委員会はすでに大陸及び海外に居る、迫害の内実を知っている関係者に対し、交通大学の校友の受けた具体的な情況を収集するように呼びかけている。よって、具体的な救援を実施する。また、救援委員会はすでに交通大学の「610」弁公室の構成員の情況について調査している。そして、交通大学の各階級の幹部、保衛処人員、各学部の思想政治科目担当の教員およびその外の人員がその迫害に参与した行為と証拠についても調査していく。また、将来に査証、使用できるようにこれらの情報を「法網恢恢悪人録」に登録させる。上海、西安及び台湾新竹国立交通大学の校友もその救援活動に励んでいる。その詳細はhttp://www.rescuejiaoda.org/home.htmlにご参照。
 
復旦大学
 
消息によると、救援委員会はこれからの何週間内に全面的にそれを展開していくという。救援委員会は中国の各大学の教員と学生が援助の手を出すように呼びかけている。迫害を一掃するためには国内外両方の校友からの正義の呼びかけを必要とするからである。
 
中国へ年賀状を郵送する
 
過去の二ヶ月内に、救援委員会の重要な活動の一つは年賀状を中国に郵送したことである。
 
この活動は、中国の労働矯正所に監禁されている法輪功学習者に年賀状を送るという方式をとっている。それを通して、学習者達に次のようなメッセージを伝えていく。すなわち、彼等が孤独ではなく、彼等の被害の詳細と彼等を迫害する凶悪犯に関する資料はすでに国際インターネットに登録されていること、善の心をもっている全世界の人々はみな法輪大法に対する無実な迫害を許せないこと、救援活動はより広い範囲において行われ、監禁されているあらゆる法輪功学習者が一人も残らず全部釈放されるまでこの救援活動を深めていく、ということである。
 
それと同時に、この活動はまた、迫害活動に参与した労働矯正所の管理人員及び警察に葉書きを送る。彼等に次のことを告げる。悪事を働いたあらゆる悪人は、彼等の姓名、住所、電話番号などはすでに記録されており、全世界に見られていること、法輪功学習者に対する迫害のすべては悉く存在すべきことではないこと、天網恢恢、疎にして洩らさず、いざ法輪功学習者を迫害したら世界の何処へ行ってもその責任を追及されるのである。
 
希望の曙
 
緊急救援活動はすでに全世界において展開されている。
 
カナダ政府と人民は、この救援活動に対し極めて注目している。カナダ外相は、カナダの国民とその永住者の親族が監禁されていることへの関心を表すために、カナダ政府を代表して自ら手紙を書いた。新聞、放送局もこの救援活動を全面的に報道した。「我々の親族を家に迎える」の看板をつけている車は、カナダの大、中、小の各都市を回り、また各都市の市長と議員を訪れた。議員達はそれに感動され皆救援活動に力を出そうと表明した。善良の人々は町や地下鉄などに出て、監禁されている親族の写真を貼ってある看板を捧げて、市民に救援するための署名を求める。それで、数万件の署名のカードがカナダ総理また議員達の事務室へ飛んでいった。2002年10月24日、カナダ国会衆議院において、カナダ国民と永住者の監禁される親族を救援する議案を全体一致で可決された。

2003年1月22日、十名のアメリカ国会議員が連名で国務長官Colin Powellに手紙を寄せ、アメリカ政府が中国当局に37名の米国在住者の親族である法輪功学習者を即時に釈放するように呼びかけることを催促した。

2003年1月31日、豪州の法輪功学習者の中国で監禁される親族を救援するための集会において、オーストラリア政府議員カイマイロン・トンム氏は次のように演説した。「豪州において、真・善・忍は極めて高尚なる個人の信仰であり、また、我々各人もみな認めるべきものです。皆さんはこられの原則を積極的に発揚していますが、豪州は皆さんのこういった行為を歓迎します、全世界もみな貴方達のこういった行為を歓迎すべきです。豪州の人々は、中国人民がこれらの高尚なる原則を信仰、発揚するために監禁され、迫害されることを聞き、非常に驚愕させられました。」と。

議員マーカ・ハイルイ氏は、親族が中国で監禁されている豪州の法輪大法学習者に深く同情の意を表した。氏は、「私の心では、豪州の法輪功学習者の親族及び中国で監禁され、迫害され、惨殺された法輪功学習者に対する同情で満ちています。中国政府は法輪功の真・善・忍の準則を受けられないばかりでなく、かえって排斥し、また迫害を行っています。私は非常に遺憾に思います。」と言った。

豪州のクリーン党参議員は「私は、皆さんの正義を獲得する努力が最大の成功を勝ち取るよう祈ります。」と励ました。