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610事務室及び天安門公安支局の腐敗

【明慧ネット】私の古い上司は退役した将軍であり、北京市委員会の一人の役人は、彼と同郷である。ある日、将軍の故郷の責任者が来訪し、ミーティングしているところに、この責任者が一つの電話受けた。すると、彼は「天安門公安支局からの電話で、地元の法輪功学習者が陳情に来て逮捕された。急いで賄賂を渡しに行かなければならない。さもなければ、官職は守られないのだ」と言った。

「中央“610”事務室には規定があって、同じの地域で三名以下の法輪功学習者が陳情に来たら、その地元の責任者は上長に謝ること。もし三人以上の法輪功学習者が陳情に来たら、責任者は直ぐに免職されること。陳情に行く法輪功学習者が多いので、官職を守るために、各地元の責任者たちは、次々に天安門公安支局に行って、ご馳走したり賄賂を使ったりした。陳情に行った人当たり3000元を出せば、地元で取り扱うことができ、中央“610”に報告しなくてもいい」とも話した。

将軍は、その市の委員会の責任者に対して、「故郷の市民は、食べ物すら足りないのに、あなた達にお金を出させるなど、天安門公安支局はどうしてこんなに腐敗したのか!」と言ったが、当責任者は「仕方が無いが、奨金と補助をもらえるように、彼らが出させなければ誰が出すのか!」と言った。地元の責任者は「地元にはお金が無ければ大丈夫だ。陳情に行った学習者はお金を出さなければ、私は人を釈放しない!」と解釈した。それを聞いて、そこに居た皆は頭を横に振った。将軍は「このような方法をとっているならば、国は滅びる」と嘆いた。