日本明慧


ある大学生:父のような立派な人でさえ迫害されています

2003年3月24日

【明慧ネット】私は、一人の大学生です。迫害されている法輪功学習者の家庭の息子です。私は、煉功していないにもかかわらず、私は屈服しない大法弟子と同じようにその迫害を受けています。父は、かつて私に次のようなことを言いました。「息子よ、君はもしお父さんが偉大なことをやっていることを信じさえすれば、お父さんとしては、何の心配もないのです」ここまで言ったら、父は目が潤んできました。わたしも涙を流しました。私は、父のことを信じて、私は父のことを自慢しています。今後いつの日か父に会えなくなることを恐れていますが、しかし私は彼の息子である以上、父に恥をかかせてはいけません。私は、この迫害はきっと中止されるに違いないと信じています。光明は必ず暗黒に勝つのです。ここで、私は私が知っていることを皆さんに教えたいと思います。皆さんは自分の良心をもって、私の告白を聴いて頂きたいのです。今日の中国において、多くの立派な人々が迫害されています。正義心を持っている皆様に、ぜひともご援助頂き、迫害されている法輪功のためにその正義を主張していただくようお願いします。
 
父は修煉者であったため、工場から首にされました。父は、生涯いつも他人のためにもの事を考える好い人です。私は幼い時から父に、国家や他人に役に立つような人になるよう教育し続けられてきました。私はそういった父を失望させてはいけないと思います。ところが、父が私服警察に拉致されたその瞬間、私の頭はすっかり混乱してしまいました。その深夜、ただ自分ひとり取り残されたので、私はすべてのものに対して完全に失望してしまったような思いがしました。その時の私は、また父に会えるかどうか分かりませんでした。その時、私はこの世界を恨んでいました。しかし、父はかつて私にいつでも好い人になることを忘れてはいけないと言い含められていました。今、私には何故どうして父のような立派な人が迫害されなければならないのか、どうしても納得できません。本当に、人間の心には正義がすでに存在しないのでしょうか? 私はそう信じません。皆さん、私たちは修煉者ではないつつも是と非を弁別する能力があるべきです。おそらくあなたはご親族と永訣を強いられるときになってはじめて、この世界ではいったい誰が本当の迫害者か、ということがお分かりになるに違いないと思います。
 
私は、そういった経験を強いられた大学生です。そして、私は多くの息子と家族がかつて経験していた感慨をも持っています。私の父母はずっと法輪功の修煉をし続けていますが、しかし彼らの身の上からは、何のマイナス的なものも感じ取られません。かえって、彼らが喜んで他人を助けているところを目にしますと、私は彼らのために自慢します。彼らはよい人になろうとし、好いことを行っているにもかかわらず、権力者に迫害されています。私は、父母と死別したような辛い一刻を体験させられました。国の機関はこういった善良な煉功者を迫害するためのものか、それとも国を守るためのものか、私にはわかりません。彼らは自分の良心を潰し、彼ら自身らも十二分に承知の悪事を働いているのです。私は煉功者ではないですが、しかし私は真理を深く信じ、そして邪悪の跳梁がそう長く続かないものと信じています。
 
父は、自ら李先生の説法を拝聴したことのある大法弟子です。私は、こういった法輪大法を修煉している父がいることを誇らしく思っています。彼らの犠牲が無駄にならないことを信じます。また、悪事を働いた者は遅かれ早かれ、あるべき悪報に報われると思います。善良な皆さんは、自分の生命を大事にしてください。そして、真理のために、あなたができるご支持をして頂くようお願いします。