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米国国務長官補佐役の克氏が記者会見で「李祥春さんを必ず釈放しなければならない」と語る

2003年4月3日

【明慧ネット】ワシントンから2003年4月1日の情報、合衆国国務院は3月31日に「2002年度人権報告」を発表し、記者会見を開きました。民主、人権及び労働事務を担当している国務長官補佐役である克氏は記者会見で発言しました。克氏は、米国は全世界範囲で虐待を終結させる努力について、この2002年の人権活動報告は指導的役割を演じると示しました。米国人権報告は「虐待を終結させる指針」と言われています。

国会の定めた年度人権報告が発表された後、克氏は記者会見でいくつかの事例を取りあげました。その中に「中国では、政治、宗教の自由、及び意見の異なる人士を監禁するという酷い人権侵害が存在している。しかし、中国国内では、絶えず大きな圧力が政治改革を要求している。「米国」は中国国外の異見人士を支持することを除いて、これはブッシュ当局が初めて中国のこれらの改革を推進する人士を支持する」

克氏は、民主と人権を奨励することは米国の独占的な権限ではないと補足しました。彼は去年11月にソウルで行った「民主社会」会議に、民主はテロを打撃する一番よい武器であると指し示しました。

国務長官補佐役である克氏は、記者会見で法輪功学習者であり米国公民である李祥春さんが中国政府に監禁されている事件について、記者に質問されました。克氏は「我々はこの事件にとても悲しんでいる」と述べ、また「我々は彼を必ず釈放しなければならないと思っています」と表明しました。