日本明慧


正月を過ごす

2003年3月27日 

【明慧ネット】正月のご馳走を準備したり、買い物をしたりするために、近所の人はみんなとても忙しそうでした。「どう?おいしいものを作った?」と聞かれて、「えぇ、結構作りましたよ。」と私はほほ笑みながら、答えました。しかし、心の中には、それほどうれしくありませんでした。

世の人々よ、あなたとあなたの家族のために、大法弟子は無私に自分の限られているお金と時間を出しているのです。あなたの周りにはこのような人たちがいます。彼たちは正法時期の大法弟子です。あなたは信じてくれないかもしれないですが、彼たちは、大法の真相を伝えたくて、チラシや真相VCD、真相カードを作るために、自分のパソコンをほしがっている息子のパソコンを買うお金までを出しています。また、毎日ご飯に味噌だけをかけて食べ、わずか毎月100元の生活費までも出しています。それは、彼たちはただ人々に真相を知ってもらい、そして、将来、福があるようにと思っているからです。

近所の李おばあちゃんがよく私の所に真相を聞きに来ます。彼女は大法弟子の窮地をとても心配しています。 彼女がそばにいても、私はいつものように法を勉強したり、煉功をしたり、正念を発したりします。李おばあちゃんは、時々新しい経文を取りに来ます。「敏感の日」になると、悪警察に邪魔をされないように彼女はいつも私に注意をしたり、助けに来たりするのです。

もうすぐ正月です。李おばあちゃんは、彼女がよく選んだ九つの大きなリンゴを持ってきてくれました。「もうすぐ正月だから、これはあなたの師父に差し上げる。(私の家では師父の写真が貼ってありますので。)私の家族全員の心だ。」と李おばあちゃんはうれしそうに言いました。彼女は、私が大法のために忙しくて、正月の準備をしていないと分っていました。この前も、李おばあちゃんは肉料理を持ってきてくれて「あなたたちが命のあるものを殺さないのを知っているから、これは私が買ってきたもので、生きているものじゃないから、食べても大丈夫だよ。正月だから、子供にもいいものを食べさせたら。」と言いました。私は李おばあちゃんの心が分っているから、彼女が持ってきたものを全部受けとめたのです。このような厳しい情況の下で、彼女が現わした善良と勇気は、平凡かもしれないが、とても偉いです。これは大法の慈悲で人が目覚めた現れです。

世の人々よ、99年7月20日の弾圧が始まってから、この四年間の正月を、数多くの大法弟子は刑務所、労働矯正所、拘留所、看守所、そして強制洗脳クラスで過ごしました。さらに多くの大法弟子は家族と離れ離れとなったり、或いは、家族を失いました。残酷を極めた拷問で多くの大法弟子が命を失いました。あなたが正月に家族と団欒して、祝おうとしているとき、多くの大法弟子はすばらしいプレゼントをあなたたちのために準備しました。空腹の彼たちは、厳冬の中雪に降られながら、市町村を歩きまわって、彼たちの真の祝福を込めて、この貴重な新年プレゼント(法輪功真相資料)を届けようとしています。あなたがこのプレゼントを大事にし、何の観念をも持たないでそれを読んでくれるように願っています。真相を知ったあなたがこれから騙されることもなく、救われることができれば、私たち大法弟子にとっては最も有意義な正月を過ごせたと思うのです。